剣術編

拳と剣

 「けん」と「けん」は同音異字だが、武術としてもほぼ同等だ。と言うのも、武術に於いて「武器は己の手足の延長」であるからだ。基本的に互いの技術は互換性があるものなのだ。


 よって、これから述べる「剣」の技法は単に「剣で扱うが易い」だけで、徒手にも応用できる。

 逆に、前節で述べてきた「拳」の技法も「徒手で行うが易い」だけで、武器術にも応用できる。あるいは、「槍」の技法として紹介したものを「剣」の技法として用いることもまた可能だ。


 様々な用法を想像し、そして創造してみて欲しい。それが「独自の戦闘」を生み出すはずだ。

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