とあるモンスターの日常
@Dysuke
第1話プロローグ
あなたは今までに何匹のスライムを倒してきただろうか?ゴブリンだと何匹?
彼らは物語やゲームの序盤で現われては主人公たちの成長の糧となってきた。彼らはただの経験値のかたまりなのだろうか?
今回はそんな彼らの日常を紹介させていただきたいと思う。
尚、激しい戦闘や過剰な争いなどを求めてこのお話を読もうとしている方がいたら、この時点で引き返すことをおすすめする。作者は彼らにそんなものを求めてはいないのだから。
この物語の舞台となるのはとある世界のとある大陸。その名前は特に重要じゃない。
そのとある大陸の東部には大陸を東西に分断する巨大な山脈が連なっている。
その山脈の西側は人間や魔族がそれぞれの欲望を満たすため日々争いを続けている。
では東側は?
完全に魔族の土地だ。
その巨大な山脈には東西に行き来出来る道がひとつだけある。
その道を東側に歩いていくと大きな森があり、その森には魔族の小さな集落がある。
このお話の主人公はその村に住む一匹のスライムである。
彼はものすごい力や他の人が持っていないような特殊能力を持っているのだろうか?
いや。ちょっとだけ他のスライムより手先が器用なだけの普通のスライムだ。
そんな話が楽しいの?
それは人それぞれだろう。
ここで何かを言ってみても始まらない。
さっそくお話を始めたいと思う。
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