屑籠
水星 佑香
屑籠の質問部屋
はい!主人公やるはずだった「ななし れい」です!7740という番号を頂きましたので勝手に自分の名前にしました。
どうも、0808です、ぜろはち君と呼ばれています。7740と同時に捨てられた仲間です。
二人が代表で、作者の質問に答えます。
質問1
作者「本編から外されたけど、屑籠ってどう?」
回答1
7740「とりあえずこの世界、あまりにも暇なので捨てられ仲間と寸劇やったりして遊んでますね。あと食べ物なくても生きれるあたりやばい。ありがとう。でも喉は乾くかな。」
0808「皆、前の世界と違うことが出来るって喜んでますけど、やっぱり寸劇は楽しいですね。でもみんな精神病んでる気がする。」
質問2
作者「本編に戻りたい?そしたらどういう役に回りたい?」
回答2
7740「もちろん戻りたい。元の役でも良いけどもっと目立つ役にしてほしい。あ、それか別の所で別の役をやらせてほしいな、あと整形して…とりあえず美人になりたいな。」
0808「僕のいたところは人が殺されるような所だったので、戻りたくない。一度、友達すら殺してるんだから…別のところに行きたい。でも、戻れるなら、あなたの思い通りにはさせない、生き残る。」
質問3
作者「仲間は何人?私にはもう覚えきれないくらいなんだけど。」
回答3
0808「こんだけ数え切れないくらい子ども(という名の架空の人物)作っといて捨てるなんて…失礼、言い方がおかしかったですね。」
7740「私のは学校でいう1クラスって感じ?少ないほうじゃない?ところで何か飲み物を…」
質問4
作者「どんな大人になりたかった?」
回答4
7740「かっこいい人?っていうのかな…どんな仕事してるか、そんなの想像つかないし、叶うならまたあの家に戻りたいくらいだよ。…やっぱりお母さんの作ってくれたご飯、食べたいかも。」
0808「普通の世界で、普通の暮らしが出来てたらそれで良かった。その前に死んでしまった仲間もいるんだ、だからどんな大人になりたかったかなんて言えない。みんなと生きていられる世界で、何の変哲もない日々を生きれていたなら良かったなと思ってます。」
─これで一通りの質問が終わりました、No.7740,No.0808を削除しますか?─
「ごめんね、戻してあげられなくて…」
その声の後、カチリと小さな音がした。
─この屑籠は空になりました。─
「あの二人、戻ってこないね?」
「質問部屋に行ったんだよね?」
「ねえ、あの二人って、誰の事?」
「0808と7740だよ。」
「あの二人は元の世界に戻ったって『先生』が言ってたよ?」
「そうなの?いいなぁ、うちも戻りたいなぁ…」
きっと誰もが信じている。
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