第29話 カクヨム開発秘話よりー新たな才能集結の場作り

 先日のユーザーMTGのレポートは、参加者&運営側の双方の視点から書かれたものを読ませて頂きましたが、さらに昨日、開発秘話が公開されました。

 こちらもまたまた面白い。


「カクヨム」の作り方とは? はてな×KADOKAWAの担当者が語る開発秘話

 http://hatenacorp.jp/recruit/kakuyomu


 中でも面白かったのは、なぜいま投稿サイトを角川が取り組んだのか、という点でした。


(以下 上記URL掲載分より引用)

 ――――――――――――――

「――最後に、カクヨムの今後の展望についてお聞かせください。」

伊藤 : いわゆる“オタクっぽい才能”を表出できる場が、以前と比べてかなり変化している気がするんです。昔はそれがマンガで、そこからだんだんとアニメにいったりゲームにいったり、一時期はライトノベルだったりした。こうした時代の流れの中で、才能が集まる場が変わってきていると思うんです。今は、それが小説投稿サイトなんじゃないかと。

 才能をさらに表出させていける場所としてカクヨムを作りました。これからさらに才能が集まってくるような気がしています。カクヨムでは、才能のいい流れを生み出せるようにしたいです。」

(引用 以上)

 ――――――――――――――


 つまり、カクヨムはいまの時代の「オタクっぽい才能」の集結の場と捉えておられるんですね。

 なるほど。 そうなんだ。

 確かに、他のサイトに比べて非常に作品のレベルが高いのは感じています。

 あくまで私見ですが、ほんとに「これ素人じゃないよね?」と読後に唸りたくなるお話がとても多いです。

 恐らく、私が目を付けている書き手の方々の8割くらいは今年中にデビューが決まるんじゃないかと、勝手にほくほく応援団気分を楽しませて頂いております。


 これも勝手な憶測ですが、今回エッセイ・実話コンテストが開催されるに至ったのも、オープン当初に小説よりもエッセイにやたらと☆やレビューが殺到したのを受けて運営側で検討なさった結果なんじゃないかな、と思うのです。


 できるだけ多くの才能を見出して、引っ張り出して世に送る――編集者の醍醐味でもあり、もちろん頑張ってる書き手さんに報いることにもなり、なにより 秀作を待っている多くの読者のためにぜひ奮闘して欲しい点でもあります。


 これをお読みの皆さん(大したアクセス数ではないですが、でも読んでくれてありがとね)は「才能をさらに表出させていける場所としてのカクヨム」で、「才能のいい流れを生み出せるようにしたい」と思ってる運営さんの目の前で、頑張って書いておられるのですよ。 

 チャンスの広がる海の中を泳いでおられるのですよ!

 だからどうか、これからも、明るい未来を見据えて、素晴らしい作品を書いて行って下さいね。


 お姉さん(師匠の命でオバサンを改訂!笑)はその後ろを、応援の団扇を振りながら、ころころと追い掛けていきますね、ころころ~♪



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