第7話 元気の闘魂
進太郎がデーモンブリードへと変身を遂げた中、他の面々もそれぞれの戦いに身を投じていた。
熱血な少年、赤井元気はヘドロで出来た戦闘員を巨大な炎の塊と化した腕を一閃して
蒸発させる。
次に全身から熱波を放出しながら「テンション上がってきたっ!!」
と叫ぶと彼の全身が炎で燃え上がる。
常人なら、骨も残らず燃え尽きるような炎の中から現れたのは炎が人の形
を取ったような赤い色の戦士だ。
レスリング選手風のスーツを身に纏った不動明王の如き真紅の戦士、その名は
「闘魂燃やすぜ、ファイヤーマッスル!!」
戦いのゴングが鳴った、ファイヤーマッスルに対するは手足だけでなく
頭と背中に鋭利なヒレを持つ魚の怪人だ!!
「俺の名はグリーンディープ、死ねえええいっ!!」
グリーンディープが突進し、ファイヤーマッスルとガッツり手四つに組んだ。
両者とも力比べは互角!!
だが、グリーンディープ口から怪しい液体を噴き出した!!
「甘いんだよっ!!」
しかしファイヤーマッスル、叫び声と同時に熱波を放ち一発で液体を蒸発させる。
そしてグリーンディープを握る手に力を込めると、グリーンディープが燃え上がった!!
「ギョギョーーーーーーッ!!」
断末魔の叫びを上げつつグリーンディープは焼き魚と化した。
「くさい焼き魚だな、技をかけるまでも無かったぜっ!!」
勝者、ファイヤーマッスル!!
「まずは、1勝ーーーーーーっ!!」
勝ち名乗りを上げたファイヤーマッスルは、友の元へと走った。
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