スレインによる十一章予告
男であれ女であれ、戦場をくぐれば様々な傷を抱えるものだ。
あのユエも、これで落ち着くかも知れんな。
しかし、騎士と書いて”ないと”か。
それがしは、良い名前ではあると思う。
アグロスの感覚で、どうなのかは存ぜぬが。
久方ぶりだな。スレインだ。
ずいぶん長く島を空けてしまった。
予告と行こうか。
『島に戻ったそれがし達は、事件の処理に忙殺される。
そんな中、それがしの娘のドロテアがなにやら怪しい動きだ。
どうも男と会っているらしいが。
男女のことはよく分からんが。
父であるそれがしに、隠れて会うのはいただけんな。
ときを同じくして、ロットンスカッシュと名乗る混血者の犯罪集団が現れた。
GSUMや自衛軍にもなりふり構わず容赦なく暴れ回る。
ついには、騎士の師が暮らすレストランにまで――。
一体何者が率いているのか。
島の闇は深い。
だが、それがし達とて、断罪者だ。
誰が相手だろうと、法と正義の天秤は、決して歪ませはしない。
次回、銃と魔法と断罪者。第十一章”悲哀と憤怒のカジモド”。
二つの世界は、なぜ出会ってしまったのだろうか』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます