ユエによる十章予告
初恋。初恋ねえ。叶わないって余計なお世話だよ。
だったら、私だって騎士くんに……。
あ、二回目か。お疲れ様。ユエだよー。
報国ノ防人、怖い人達が現れたなあ。
くじら船の爆弾なんて、普通考えつかないんだけどね。
軍人が本気でテロをやると、えげつないことになるから。
戦争で国を作るのは、確かに普通のことだけど。
バンギアの武器を使ったら、何もかも残らなくなっちゃうのに。
はあ。私の国、一体今どうなってるんだろう。
予告、やるね。
『マヤ姉様が結婚だってー!
お相手は崖の上の王国、宮廷騎士団長、ヤスハラ伯爵。
またの名を自衛軍B 2連隊長、
そして、報国ノ防人首領、
父様は国が強くなればいいって言う。
爆破事件の指揮した人が、私の国の貴族になる。
バンギアをめちゃくちゃにして、島を焼き払おうとした人が。
断罪者として、妹として、認められるわけなんかない。
みんな、どうか協力して。
私、きっと、魔錠をかけて見せる。
断罪者として。
崖の上の王国の第四王女として。
そして、姉様の妹、ユエ・アキノとして。
次回銃と魔法と断罪者、第十章”硝煙の末姫”。
強い力だけじゃ、何も作れないんだから』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます