第7話 大浴場

幼馴染「すみません、お風呂まで借りてしまって……」


魔王「いいっていいって。どうせこの浴場、ボク一人には大き過ぎるし」


幼馴染「いい湯加減です……」ノビー


魔王「うちのメイドは本当に優秀だよ……」


幼馴染「…………広いお風呂って」


魔王「うん?」


幼馴染「なんだか無性に泳ぎたくなりますよね……」


魔王「あー……分かる分かる。はしたないとは思うんだけど、それでもつい、ね……」


幼馴染「あと洗面器を手に仰向けになって、ラッコみたいにプカーって浮くのも」


魔王「やりたくなるねえ。どうしてだろうね」


幼馴染「なんででしょうねー……」グデーン


魔王「あー……良い湯だー」グデーン


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