ようこそ、木場沢超自然生命体対策センターへ!

草田章

第1話 鮮血に染まるプールサイド -前編-

 パシャ、バシャ、と水の弾ける音が聞こえ、人々の楽しげな声が響く。

 ここは屋内プールだ。

 今はまだ泳ぐには少々早い時期だが、温水プールの為問題無い。


「ほら、足曲げないでまっすぐ伸ばして」


 プールで二人の少女が泳ぎの練習をしていた。

 一人がもう一人の手を掴み、バタ足をさせながらゆっくりと後ろに歩いて下がる。


「足曲がってると上手く進まないよ」

「のばしてるー」

「うそー、伸びてないよー」

「のびてるもーん」

「伸びてないもーん」


 そう言って二人の少女が笑い合う。

 彼女達は姉妹だった。

 姉の青山あおやま千夏ちなつと、妹の青山あおやま春美はるみ

 千夏は高校一年生で、春美は小学二年生。

 今日は春美が夏のプールの授業が始まる前に泳げるようになりたいと言ったので、千夏が付き合ってあげているのだった。

 千夏は運動音痴で泳ぐ事も正直得意ではないのだが、速さを重視せずただ水に浮かんで進む事を教えるだけならば彼女でも出来る。


「春ちゃん、それだと水ばしゃばしゃしてるだけ。ちゃんと足で水をかく事を意識して」

「はいっ」


 バシャバシャバシャバシャ!


「……返事だけはいいんだから」


 呆れたように言う千夏のショートヘアーから、水がポタリと滴り落ちた。

 千夏はビキニを着てその上にパーカーを着ているのだが、今は前を開けていた。

 プールから上がるとすぐに閉めるのだが、水の中では開けているのだ。


「……おい、あれ」


 それを見て周りの男性客達がヒソヒソと話す。


「……わかってるって。マジで何あれ。デカ過ぎじゃね?」


 開いたパーカーから覗く彼女のとても大きな胸に、周囲の男性客から視線が集中していた。

 だが本人は全く気付いていない。


「パパー、何見てるの?」

「え!? あ、あぁいや、何でも無いぞ? ほ、ほら、あっちに行こうか」


 たまにそんな声も聞こえるが、やはり本人は気付いていない。

 彼女は自覚していないが、異性から見てかなり魅力的だった。

 まず、この必然的に薄着になる空間で、誰しもの心を引き寄せる抜群のスタイル。

 プールの水にぷかぷかと浮かぶ胸や、触り心地が良さそうなお尻や太ももを見て、男性客の鼻の下がだらしなく伸びている。

 そして、そんな大人びた蠱惑的な魅力に反して年齢よりも幼く見える丸顔気味な童顔のアンバランスさが、男性達の本能を刺激する。

 そんな彼女なので声をかけてみようかと考える者もいるのだが、彼女と一緒にいるのが幼い少女の為、流石に家族連れに声をかけるのはなぁと諦めるのだった。


「………………」

「わっ、急にどうしたの? 春ちゃん」


 突然泳ぐ練習を止めてお腹に抱き着いて来た春美に、千夏がどうしたのかと聞く。


「………………」

「春ちゃん?」


 だが春美は答えない。

 言えるわけが無かった。

 周りの男達からいやらしい目で見られているよ、だなんて。

 鈍い姉と違って、妹は周りからの視線にしっかりと気付いていたのだ。


(わたしがまもってあげないと)


 春美が心の中で静かに決意する。


「疲れちゃった?」


 だがそんな春美の気遣いに全く気付かず、千夏は見当違いの事を言っていた。


「それなら一旦休憩して――」




 ――ウウウウゥゥゥゥ!!!!




「「!?」」


 突如、プール内に響き渡る大きなサイレンの音。

 その場にいた人々が皆一様に動きを止める。




『――開門警報、開門警報。ここは開門危険区域に指定されました――』




「嘘、開門警報!?」


 千夏の顔が青ざめる。


『――き』


 一瞬の静寂の後。


『きゃぁぁぁぁああああああ!!!!!!』


 流れた放送を聞いて、人々が一斉に出口へ向かって走り出した。




「いやぁぁああああ!!!!」


    「どけ! 邪魔だ! どけ!」

  「押すな押すな押すなぁ!!」


      「助けてぇぇええええ!!!!」


「お母さぁぁああん! お母さぁぁぁぁああああん!!!!」




 人々の発する悲鳴、怒号により、出口付近では隣にいる人の声も聞き取れない程だ。

 本来人を誘導しなければいけない筈の監視員達も、その人混みの中に混じっている。

 自給いくらの学生アルバイトにそこまでを求めるのも無茶な話かもしれないが。


「春ちゃん!」


 放送を聞いた千夏が春美の手を掴み慌ててプールから上がるが、出口に向かわずその場で立ち止まる。


「ちーちゃん!」


 春美が早く逃げようと千夏の手を引くが、千夏は何やら思案していて動かない。

 狭い出口は我先にと逃げ出そうとする人の群れで押し合いへし合いしており、身長の低い春美は勿論、千夏ですら下手に飛び込めば危ない。

 案の定、人混みの中で何人かが転び、踏まれ、酷い事になっている。

 だからと言ってここで二人、人が少なくなるのをただ待っていては確実に逃げ遅れる。


「……春ちゃん、こっち!」


 そこで千夏は春美の手を引き、出口とは違う方向に走った。

 向かったのは売店の屋台だ。

 売る商品毎に建物が分かれていて、千夏はその中のジュースの屋台へと走る。


「この中に!」


 店員は既に逃げてしまったようで、中には誰もいなかった。

 二人は屋台の中に入り、隠れるようにしゃがみ込む。


「ちーちゃん、はやくにげないと!」

「しーっ、静かにして」


 千夏がそう言って春美の事を抱きしめる。

 それは予感だった。

 このままではいけない。

 すぐに身を隠さなければいけない。

 じゃないと……。




「ぎゃぁぁぁぁああああああ!!!!」




「「!?」」


 二人がビクッと体を震わせる。

 今まで聞こえていた、人々の怯える悲鳴とは違う声。

 それは、身体に受けた苦痛からでた絶叫。

 死への恐怖から出た声だ。

 ガシャッ、ガシャッ、と金属音がプール内に響く。




「クォァァアアアアアアッ!!!!」




 千夏と春美の耳に、今まで聞いた事も無いような恐ろしい動物の鳴き声が聞こえた。

 千夏がソッと顔を出して、屋台の外を覗き見る。


「!?」


 すぐに顔を隠した。


(何……何、あれ!?)

 

 動物。

 四本足の、動物。

 そうとしか言えない。

 そこにいたのは、それ程までに異様な見た事が無い姿の生き物だった。

 仮に知ってる要素で部位分けして理解しようとするならば。

 全身の骨格は、ネコ科の動物、ひょう

 だがその大きさは、ライオン程ある。

 顔を見ると目や鼻、耳等の外部を認識する器官が一切無い。

 なのに口だけはしっかりとあり、肉食獣特有の鋭い牙が生えている。

 だが、この生き物の凶悪さの象徴はそこではない。

 それは、全身から生えている鱗だ。

 体毛の代わりに、鱗が生えているのだ。

 その鱗は、一枚一枚が子供の手の平程はある。

 鱗は閉じたり逆立てたりと自由に動かす事が出来るらしく、いつもは閉じておいて、人を襲ったり威嚇したりする時にのみ逆立てていた。

 逆立てた鱗が触れ合う度に鳴るカチャカチャという金属音から、その鱗が触れるだけで凶器になるような恐ろしい物である事がわかる。

 そんな化け物に襲われれば人間などひとたまりも無い。

 ただのしかかられるだけで全身は一瞬にして切り裂かれ、肉までも抉られる。

 そしてその化け物、異形の豹には知能もあった。

 何匹もいる仲間達はそれぞれ、人を逃がさないように出口を塞ぐ者、人を狩る者と役割を分けており、この場にいる人々を一人残らず皆殺しにしようと動いていた。

 プール内の人々にとって不運だったのは、彼らが出てきたのがプール出口の先の通路だった事だろう。

 そして、プール外の人々にとって幸運だったのは、プール施設内の獲物に気付いた豹達が、外により多くの獲物がいる事に気付かず、プール内に陣取った事だ。


「はっ、はっ、はっ、はっ!」

「…………大丈夫、大丈夫だよ、大丈夫だから……」


 恐怖と緊張で春美の息が荒くなる。

 千夏はパーカーを脱いで春美に被せ、強く抱きしめた。

 出来るだけ呼吸音が屋台の外に響かないように。

 悲劇を少しでも彼女の耳に届かせないように。

 外では殺戮が起きている。

 男の、女の、大人の、子供の。

 様々な人間の悲鳴、そして、断末魔の叫びが聞こえる。

 豹は動きが早く、ただ逃げているだけではすぐに追いつかれる。

 ここのプール自慢の巨大滑り台の上に逃げても、身軽な動きで追って来られ、高所で狩られ、上から落下し、プールサイドに広く血しぶきをまき散らす事になる。

 子を逃がした後自分だけは立ち止まり、時間稼ぎをして子を守ろうとした親がいた。

 だが結果は、親の体は時間稼ぎにもならず一瞬で引き裂かれ、豹はその後すぐ子の背中に飛びかかると、柔らかで薄い肉は勿論、骨までズタズタに切り裂いた。

 豹達はこの簡単な狩りを楽しんでいた。

 出口を塞ぐ者と人を狩る者、定期的にその役割を交換し、皆が平等に血を味わう。

 豹にとって人を狩るのは、食事だけが目的では無い。

 食事の為だけならば、こんな大人数を殺す必要なんて無いのだ。

 そう。

 これはただの遊びだった。

 大きな体で逃げ足の遅い、群れて暮らす無抵抗でひ弱な生き物。

 こんなにも狩るのに適した獲物がいるだろうか。

 豹達は今、弱い獲物を好き放題狩れるこの状況に、興奮して大はしゃぎだった。

 幸い、千夏と春美のいる場所が豹に狙われる事は無かった。

 そんな所を一々探らずとも沢山の獲物があちこちを走り回っているのだから、当然と言えば当然だ。

 二人この場所で静かに隠れ続けていれば、救助が来るまでもつだろう。

 だが……。




「うわぁぁん……」




 屋台の外から、子供の泣き声が聞こえた。

 泣き声も悲鳴も沢山飛び交っている筈なのだが、その声が妙に耳についた。

 千夏がまた、そっと外を覗く。


「っ!」


 男の子と、恐らくその母親だった。

 母親が足を怪我してしゃがみ込み、そこに男の子が寄り添っている。

 その周りを、二頭の豹が距離を取りながら円を描くように歩いている。


(遊んでる……)


「クァ!」

「ひっ!」

「クァ、クァ!」

「ひぃぃ!」


 鳴き声で脅して子供が怖がっている様を見て、楽しんでいるのだ。


(酷い……)


「うぇ、うええぇぇ……」

「…………」


 母親がそっと男の子を抱き寄せ、胸元に顔を埋めさせる。

 もう逃げ切れないと、覚悟したのだ。

 だからせめて、これ以上少しでも恐ろしい物を見ずに済むようにと。


「大丈夫、大丈夫だからね……」


 母親が男の子の背中を優しく撫でて落ち着かせる。

 すると豹達が、これ以上は脅しても反応しなさそうだと、つまらなそうに止めを刺す準備を始める。


「…………っ」


 それを見て、母親がより一層男の子の事を強く抱きしめる。

 恐怖に震えながら、悲しい顔で。


(……!)


 千夏の心臓が、ドクンと音を鳴らす。

 

(――助けたい)


 そんな言葉が胸の内に浮かぶ。

 何故かは自分でもわからない。

 その母親の行動が、言葉が。

 自分が春美にした事と重なったからか。

 

(助けたい……!)


 その自分でも理解出来ない衝動は、いつもは臆病な筈の千夏の体を動かした。


「春ちゃん、聞いて」


 千夏が春美と目を合わせながら言う。


「お姉ちゃんちょっとここを出るけど、春ちゃんはここを絶対に動いちゃ駄目。声も出しちゃ駄目。絶対に。いい?」

「え? なにいってるの? やだよちーちゃん。ちーちゃん、やだ。いかない――」

「しーっ。ね? 約束だよ」

「ちーちゃんっ」


 サッと辺りを見回し、豹達がこちらを見ていないのを確認してから、屋台を飛び出す。


「ひっ――!?」


 そして、後悔する。


(何……これ……)


 一歩踏み出したそこは、地獄だった。

 赤黒く、生ぐさい臭いに包まれた地獄。

 体の部品が足りない人々が、出血多量で消えかけた視力と意識で、あてもなく這い回る。

 二本の足が正常に動く者も、その数瞬後には飛びかかってきた豹により、全身から血肉をまき散らしながら倒れ伏す事になる。

 光景と臭いに常時なら悲鳴を上げて嘔吐していただろうが、今はそれ以上に極度の恐怖と緊張で、様々な感覚が麻痺していた。

 頭がぼうっとして、現実感が無い。

 だがそのおかげで冷静になれた。

 その頭で考える。

 勢いのまま飛び出してきてしまったが、ここから先一体どうすればいいのか。

 親子の元に千夏が無策に走っていっても、無駄に死体が一つ増えるだけ。

 では豹に対抗する為の武器を探そうかと思っても、今はそんな時間的余裕は無いし、そもそもあんな化け物に対抗できるような都合の良い物がプールにあるとは思えない。


(どうしよう……どうすれば…………あ)


 当てもなく辺りを見回していると、ある物が目についた。

 被害者となった男性が身に着けていた、ある物。

 急いでその男性の死体の元に駆け寄る。

 死体は損傷が一ヶ所だけだった。


「う……」


 首が、綺麗に跳ね飛ばされていた。

 衝撃的ではあるが他の死体と比べれば損傷が少ないのが不幸中の幸いだった。

 死体の近くに転がっていた『それ』を拾い上げると、一度胸に擦り付けて拭き、一瞬の躊躇いの後、口に含む。


「すぅ……」




 ピリリリリリリリィィィィィィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!




『!?』


 ホイッスルのよく通る音が、プール内に響き渡る。

 人、豹。

 その場に生きている全ての者が動きを止め、彼女に注目する。


「…………ふぅ」


 豹には耳が無い事が心配だったが、ちゃんと音が聞こえたみたいだ。


「………………」


 静寂。

 突然の出来事に驚き、誰もが動かず、千夏も動けない。


「……ふぁ、」


 だがその時、最悪なタイミングで緊張とは別の生理現象が。

 

「………………くしゅんっ」


 くしゃみが出た。




『クォアアアアアアアア!!!!』




 千夏のくしゃみが引き金になった。


「あ」


 一斉に千夏へ向かって走り出す豹達。

 出口を塞ぐ者以外、プール内にいる全ての豹が千夏をターゲットとして襲い掛かってきた。




 ピリリリリリリィィィィイイイイイイ!!!!




 背を向け、豹達から逃げながら再度、千夏がホイッスルを吹く。


(きたきたきたきたどうしようどうしようどうしよう怖い怖い怖い怖い……!)


 結局のところ、今この瞬間まで彼女にとって豹の恐怖は他人事だったのだ。

 同じ場所にいるようで、実際の立ち位置は別だった。

 見ようとしなければ恐ろしい物は見えず、隠れてさえいれば狙われる事も無い。

 安全な場所にずっといた彼女は、今初めて当事者となった。

 力無き者の無謀な行為の報いが来た。


(やだ、やだやだやだやだ!)


 直前まであった正義感も勇気も、完全に消失。


(死にたくない死にたくない死にたくない!)


 残るのは恐怖と、ただひたすらに深い後悔。

 目元に涙がぶわっと溢れ出す。

 ガシャッ、ガシャガシャッ、とプールサイドの削られる音がぐんぐんと接近してくる。


「ひぃっ!」


(追いつかれる!)


 咄嗟にプールに飛び込む。

 足の遅い彼女が無意識にとった行動だった。

 自分が走るだけじゃなく、泳いでも遅いという事を忘れていたのか。

 だが、その行動は正解だった。

 何故か豹達は水に飛び込む前に一瞬躊躇った。

 千夏を追う為には仕方ないと思い切って飛び込んだ者も何頭かいたが、激しく水飛沫をあげるだけで全然追えていない。

 豹達は泳ぎが上手くなかった。

 というか、泳げていなかった。

 必死に水の中で底を蹴って移動している。

 どうやら鱗が重いせいで水に浮く事が出来ないらしい。


(やったっ)


 意図したものではなかったが、いい結果だった。

 

(これなら逃げられる)


 反対側の岸に向かって泳ぐ。

 たまに後ろを振り向いて確認するが、ほとんど差は縮まっていない。


(助かった!)


 岸にたどり着く寸前。


「え?」


 前を見て絶望する。

 

(先回り……)


 当たり前の事だった。

 水が苦手なら、陸地から効率よく狙うだけ。

 大体、プールがそんなに安全な場所ならば、千夏だけじゃなく皆がここに飛び込んでいた筈だ。

 泳ぐ事が出来ないなら、陸地からジャンプして直接相手を狙う。

 それだけの話。

 身軽な豹達がそういう行動を取るのは当たり前だ。

 プールにいくつも浮かんでいる死体は、千夏と同じ事をして殺された者達のものだろう。

 そして、後ろから追ってきている豹達は、何も千夏に追いつく為に水に入ったわけではない。

 逃げ道を塞ぐ為だ。


「そんな……」

 

 泳ぐのを止めた千夏。


「そんな……」


 後ろからは不恰好ながらも少しづつ距離を詰めてくる豹達。


「そんな……」


 前には、飛びかかる準備をした一頭の豹。


「そんな……!」


「クォォ……」


 上から千夏の事を見下ろす豹が、ニヤリと笑った気がした。


「嫌……」


「クォアアア!!」


 豹の体が宙を舞い。


「嫌ぁぁぁぁああああああああ!!!!」


 千夏がどうする事も出来ずに、絶望の悲鳴を上げた。


 だが、




 ガキィンッ――!




「ゴッ、クォガ!」


 空中にいた豹が、突如物凄い速度で横にスライドして、千夏の視界の外へと消えていった。

 

「…………え?」


 豹が消えた代わりに現れたのは、腰まで届きそうな真っ黒な長髪を首の後ろで一つにまとめた、一人の人物だった。

 千夏には見えていた。

 その人物が、豹の硬い鱗を物ともせずに、その巨体を軽々と蹴り飛ばしたのを。


「いやー、君も随分と無茶な事するねぇ」

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