幸せは富とあたかもワンセットかのように人々の手に渡っていく…そんなありきたりな発想を大きく覆す、奥深い物語です。柔らかく優しい文章で描かれる主人公たちの温かさと奥深さ。読み終えた後、明るい爽やかさが心に残ります。ほっと癒され、優しい気持ちになれる、素敵な物語です。
シルヴァスタインの「おおきな木」を彷彿とさせました。この境界のどこに線を引くかで見方が大きく変わるのでしょう。
多くの現代人が日々の忙しさに忘れた感情 「信じる心あるいは助け合い精神」自己犠牲まで行かずとも”最初はきっかけ”一人ひとりが動き始めれば何かが変わる!幸せの形は何? 本当に大切なモノは?読み終えた瞬間”思い出す”かもしれません。