おじさんの雑言
万里小路 頼光
プロローグ
私は、日本という国が大好きです。そして、日本語という言語が大好きです。
何故か。ただ単に、日本と言う国に生まれたからというのではなく。この国の文化や国民性が大好きだからです。我が国は、幸か不幸か、江戸幕府の時代に鎖国して、世界の国々に対して門戸を閉ざしました。そのお蔭で、我が国には独特の文化が生まれました。
例えば、世界で和食の代表として名を馳せている『すし』は江戸前。つまり江戸時代に発生した『握りずし』が寿司の代名詞になっているのですが、本来、寿司と呼ばれていたのは鱒寿司やバッテラといった押し寿司であり、もっと深くルーツを辿れば
琵琶湖の鮒寿司にまで辿り着きます。
こんなことを書いたからと言って、私は食通でもなければ文化評論家でもありません。だからこそ万人が思うようなことをただ雑記していこうと思うのですが。これを読んだ皆さんが、共感してくれるか、又は反発するかなんてことはどうでもいいと思っています。
中には、ひと昔前に携帯でブログを書いていた頃の話題なども書くことも有るかもしれません。しかし、それは時流によって古めかしい話題になるようなことではなく、今でも場合によっては面白く読めるような話題を思い出しながら書いていこうというものです。
外国人から見る日本、および日本人像。日本人から見る日本、および日本人像。恐らく、この二つの見方にはかなりの違いが有るのだと思います。私には外国人から見るこの国の姿は良く分かりませんが、後者の立場で見る姿ははっきりと分かります。当たり前のことですが・・・。
ま、オッサンの徒然草位の気持ちで読んでもらえれば光栄です。え、徒然草なんて烏滸がましい?そんなこと言わずに笑って許してくださいな。
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