第2話 紀元前もといランキング実装前。

ランキングの実装前。

今では当たり前のようにトップに出ているランキングではあるが、サービス開始当初にはなかった。

そのころの小説あさりといえば、もっぱらピックアップか検索しかなかったのである。

作者名検索?あんなのがつかいものになるとでも?


そのランキング実装前にとあるムーブメントがあった。

そう、記憶に新しいものも多いだろう。

目につくユーザーを手当たり次第にフォローしていった時代。

ろくに読みもせず評価を付けることで星返しを手にしていった時代だ。

大量フォロー、大量評価のおぞましき伏魔殿。


今の、この記事執筆当初の私は25人のフォロワーを持っている。

これが、このフォロー炎上時代だと45人に膨れ上がる。


まあ、初めてばかりで右も左もわからぬときの話だ。

使いづらいUIに振り回されていた時代。

カクヨム運営の対応が遅いこともあって蹂躙を受けた者も多くいるだろう。

そうだな、解りやすく言えば、勝ち逃げされたのだよ。

卑怯汚いは敗者の戯言というが、もう一人それを言える立場の者がいる。

傍観者だよ。

何もできなかったともいうがね。


まあ、そんな私情は置いといて。

これに対して運営がとった方針はそう。

不正な星や評価は取り消す。

警告や注意を受けて大人しくなればよし。

気に食わなければ問答無用にBAN。

警告も注意も無視すればまあ、BANだ。

ランキング実装後と前は、大分様変わりした。

直後は酷かったがね。

水増しされた小説がランキング上位をほぼ独占だったか。


これに対して悪質ユーザーがとったのは。

ランキング実装という運営が忙しい時期にフォローを一斉に解除し何食わぬ顔で一般に紛れる。

当然評価も消して回る。と。

これが勝ち逃げというわけだ。

やりすぎや一部は見せしめとしてやられたが、まだ多くいるだろうな。

限りなく黒に近いグレー。

結局は善良で真面目なユーザーが割を食う。


さて、今回の議題は、誰が悪かったのか。

結論から言えば、誰も悪いわけではない。

気分が悪いことは確かだが、まあ、やれることなのだからやっても悪くはない。

システムの不備に対応できなかった運営も、ユーザーの悪意も。

まあ、このなかでだれが最も悪くないかといえば。明らかに善良な一般ユーザーなのだが。


傍観者はそもそも関係ないし。

フォローが減り続けて更新鈍ったとかくらいだ。


さて、ランキング実装前後の話としては、そのころ大分忙しかったのでほとんど知らない。

詳しく知りたいなら適当に検索すれば出てくると思う。


次は炎上芸についてかな。

正直火傷しそうだし扱いたくない。

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