これも何かのご縁です
吾桑やのご
第1話 目の前にはお母さん
初投稿です。いろいろツッコミどころはあるでしょうが、誹謗中傷はご勘弁ください…豆腐メンタルなんで。
----------------------------
泣き叫ぶ赤ちゃんの声で目が覚めた。目の前には途方に暮れた母親らしき女性と、まさに赤子と言わんばかりに顔を真っ赤にして泣く赤ちゃんがいた。
そして、私は……
「ここ、どこよ??」
スヤスヤ眠る我が子を抱えてそうつぶやいていた。
とりあえず、ここは私のいた日本ではない。だって目の前にはふりふりの日本では見たことのない服を着た若いお母さんがいる。
あ、漫画とかでは見たことがあるけど、どう見ても新生児っぽい赤ちゃんかかえてコスプレはしないだろうし……あの服じゃ授乳はきつそうだ。
うん、ミルク育児なら大丈夫か。きっとそうだ。
でも、あの青に銀を混ぜました~みたいな髪は地毛だよな。目はよく見えないからわからないけど、髪はカツラじゃなさそうだし染めてる感じもないから地毛だよな。
とりあえず、私は電車に揺られてうたた寝してたはず。
そうだ、これは夢だ。夢であっても放ってはおけない。
よし、一つ話しかけてみよう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます