異世界へ飛んだつもりが俺の極めたゲームの世界だった?!〜モンスターマスターへの道〜
ましろん
第1章
第1話 俺の人生
思えば平凡な人生だった。
これといった賞状も貰ったこともなく、クラスのリーダー的存在になった訳でもない。それでいて、彼女とキャッキャウフフしていた……という夢だけ見て、実際に付き合ったことすらない。
そんな俺こと、佐々木凛がトラックに跳ねられて死んだことはある意味唯一の平凡でない出来事であった。何故、それほど良い思いもしたことがないのに死ななければならないのか、俺は神に訴え続けた。せめて、もう一度平凡でなく、楽しい人生だったを送りたいと。それだけを心の中で伝えたところで俺の意識は途絶えた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます