罵倒
言葉尻を掴まえ舐めまわし、ひと齧りしては棄てた下品な言葉の残骸、共感!そんな馬鹿げた二文字に投げ込まれた詩たちの喘ぎを煮詰めた後の廃液を啜り生きている人間の悍ましさと気持ち悪さを荼毘に付したらもう、もう、その時着ていた喪服こそが純粋な詩であると。
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