Blue-Bird
秀田ごんぞう
序章 ―少年の旅立ち 終わりを告げる日常―
プロローグ
むかしむかしのこと。
互いに相手を思いやる両想いの少年と少女がいました。
しかし、二人の間にはとても大きな障害が存在し、二人は会うことを許されませんでした。
少年は来る日も、来る日も『少女に会いたい』と空を見上げて願っていました。
それと同じように少女も少年の事ばかり考えていました。
ある時、二人の思いが天に届いたのか、天から一羽の鳥が少年のもとに舞い降りた。
少年を乗せた青い鳥は、二人を分かつ途方もない障害すらも飛び越えて、少女のもとへ少年を送り届けた。
こうして、少年と少女は共に暮らすことが出来るようになり、二人で幸せに過ごしたという。
少年と少女を幸せへと導いた鳥はやがて伝説として語り継がれることとなる。
幸福を運ぶ鳥――ブルーバードと。
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