【DX3】沖縄ステージ
Seth
沖縄ステージガイド
沖縄ステージガイド
ここでは、沖縄ステージの概要について説明する。
日本の最南端の県であり、無数の島々によって成り立つこのステージには、他の地域では見られないある特徴がある。
それは、古来よりレネゲイドビーイングと共に生きてきたということだ。
レネゲイドビーイングと”
沖縄では数多くのレネゲイドビーイングが、古来より生息していた。と言っても、それは決して現在時々見られるような、自立し自由に動き回ることのできる存在ではなく、自らの意思を持たず、移動も殆どできないものがほとんどだった。一般の人間では存在を認識することもできない、ただそこに「いる」だけの存在である。
そのようなレネゲイドビーイングを認識するだけでなく、意思疎通を図ることができる者がいた。彼らはレネゲイドビーイングの声を聞き、死者の声すらも聞くことができた。そのような者は
”
沖縄には数多くのレネゲイドビーイングがおり、ほとんどの人間はその存在を認識することができない。しかし、いわゆる「霊感」に優れた一部の者は、その姿を捉えることができる。
”
沖縄がまだ琉球と呼ばれていた時代から、
特に
これは過去においては、注意を払ってさえいれば、大事に至ることはなかった。しかし、第二次世界大戦においての沖縄戦では、兵士のみならず民間人にも多数の死者が出たために、怨嗟の声が非常に強まってしまった。そのため現在は、
レネゲイドウィルスの解放以後の沖縄
20年前の中東におけるレネゲイドウィルスの解放事件により、世界中にオーヴァードが発生した。その影響は、当然沖縄にも及んだ。
沖縄は古来からレネゲイドとの関わりがあった土地のため、FHの大掛かりな作戦対象となった。それに対抗してUGNも沖縄県支部を設立し、各市町村にも小さな支部や活動拠点を置いた。
また、古来より沖縄の守護を担ってきた
沖縄では力が弱いながらも、数多くのレネゲイドビーイングが生息していた。この背景が、面影島事件の強い影響を被る原因となる。
面影島事件で発生した”死者の蘇り現象”が、沖縄においては「沖縄戦の戦没者の蘇り」という形で発生した。これに連なる形で、数ヶ月後、戦没者の怨嗟の声、いわゆる「
事件は県内の広範囲に同時多発的に、それも極めて危険な状態で発生した。この事態に対してUGN沖縄県支部は単独での解決手段を持っておらず、また迅速な解決が求められた。そこでUGN沖縄県支部長、
しかしFHと一時的であろうとも手を組んだことは、UGN上層部の不興を買い、現在UGN沖縄県支部は、一部の理解者を除き孤立気味である。そして皮肉にも、FHとは事件以降、奇妙な連帯感があり、時々小競り合いがあるものの、場合によっては協力することもある程の関係となっている。
また、ゼノスはレネゲイドビーイングの多いこの島で、既存のレネゲイドビーイング達を引き込み、勢力を拡大しつつある。UGNとFHは共にこのことを危険視しているが、”プランナー”の意向なのか、まだ大掛かりな活動は行われていない。
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