鳥獣戯画
@matsumoto
象の足跡の上の蟻
※残酷な描写があります。
血とか苦手な方は、ブラウザをお閉じください。
盲目の市邑(いちむら)の娘。
神眼遣いの市邑のーー視えない方。
市邑という名の古い家には、見えざる者が視えるものたちがよく生まれた。その者たちは神眼と呼ばれ、時には誰かを救ったり陥れたり、またある時はそうしたいという願いを持つ者たちの手助けをしたりして生計を立てていた。
市邑の者たちにとって視えるのは当たり前のことだった。その当たり前の土台の上でどの程度視ることが出来るのか、その度合いによってその者の格が決められていた。150年以上も連綿と続くその市邑に、未だかつて視えぬ子など生まれたことが無かった。———無かったはずなのに。
なのに生まれてしまった。それも本家筋の子に。
———そして、それは許されることではなかった。
人の陰に隠れて蠢くもの、また人とそっくりな形をとるもの、時には口に出すのもおぞましい形をしたもの。
至る所に現れるそれらの物たちが、神眼遣いと呼ばれる市邑の者たちにさえ見えないらしいことを知ったのは、一体いつだっただろうか。
時にこちらに向かって手を伸ばし、口を開き、闇へと引きずり込もうとするそれらが見えるのは、どうやら自分だけのようだと識ったときの絶望といったら無かった。
七歳になった日に父は私に言った。
「志帆里(しほり)に視えて、何故お前は視えないのだ」
私の一つ下の妹、志帆里は正しく市邑の子供だった。見えざる物を視る子供。程度は市邑の中でも上から五指に入るといわれ、その将来を嘱望されていた。
天真爛漫に育ち、両親の愛情を一身に受け、蝶よ花よと育てられる妹。その妹と対照的な、市邑の世嗣でありながら、神眼の無き盲目と虚仮にされる私。それもそうだろう。私には両親や妹たちが視ているものが、そこに果たして本当にあるのかどうなのかさえも朧な、ぼんやりとした蜃気楼のようにしか視えないのだから。
けれども、
「何故お前のような者が生まれたのだ。何故、お前のような役立たずが」
その目にありありと浮かぶ憎悪に思わず口を開きかけたが、その瞬間、父の後ろにまるで陰のように立つ男の手にナイフが音も無く現れる。
陰のような男は、そのナイフを父の首にあてて、私に向かって唇の端をわずかにつり上げる。
言いたいならどうぞとばかり男が嗤う。引き込まれるような、一度見たら二度と忘れがたいような、そんな端正な容貌をした男。
その男こそ、またその男の後ろにひしめくドロドロとした異形のものどもこそが、どうしてーーどうして、父には視えないのだ。
※ ※ ※
七つのときから、いやもしかしたらもっとずっと前から、二十三になった今もその男はずっと私の側に居る。
そしてその男が側に居ることを、誰もおかしいとは思わない。男が音も無く消え、また現れることを、そしてその手が簡単に人を屠ることを誰も知らない。
男は、役立たずと蔑まれ、共の一人さえも与えられぬはずの私の側に、当たり前のように立つ。
色が抜け落ちたような白い肌と、髪を持つ男。
空蝉(うつせみ)と私に名を明かした男は、およそ市邑らしからぬ、それどころか人間ばなれした、まるで作られた人形のような端正な容貌で、———共の一人も与えられぬはずの私の側に、その出自を、経歴を、そしてまたその存在を疑問に思われることすらなく、当たり前のように立つ。
神眼と呼ばれる市邑の中心であるここで、誰からも当たり前のように受け入れられる空蝉。
実の両親からも見放された私の側に立つ付き人。どうしてその存在を、誰も疑問に思わないのだ。
「紗帆(さほ)」
神眼の市邑に生まれた役立たずである私は、市邑本家の敷地内に建てられた別棟で暮らしている。電気も水もあり、人一人暮らすには十分な家だが、市邑の者たちには犬小屋と呼ばれているらしい。
市邑の穀潰しを飼い殺す小屋。
なまじ市邑という家に生まれてしまったばかりに、外で働くことは許されず、日がな小屋でだらだら暮らし、時折本家で行われる祭事には小間使いの一人として紛れ込む。
私が二十歳になったその日に、父は妹の志帆里に市邑を継がせることを決め、下にある分家筋の者たちに通達した。
その瞬間から私はこの市邑という檻で死ぬまで外に出られず飼い殺されることが決まった。恥さらしはその存在すらなかったことに。そう父が定めた瞬間から、市邑の世嗣であった私という人間は消え、後に残ったのはただの紗帆という娘一人。
「紗帆、聞いているの?」
目の前で私を睨む妹は、明日に控える大仕事にどうしても私を同席させたいらしい。そしてその場で空蝉に力を見せ、自分のものとしたいようだ。
神眼の市邑に持ち込まれる依頼は多岐にわたる。それらは主に人間に対するものと、異形に対するものに大別される。
人間に対するものは、人を呪ったり、また占ったり、その願いを叶えたり、またはその心のうちを全て表へさらけ出させたりするもので、そして異形に対するものは、それらが巣食う地を払ったり、またはその物自体を屠ったりするものだ。
そのいずれに遣われるのも、市邑が神眼の力で盟約する異形の者たちだ。
市邑の子供は全ての子供が五つから七つまでの間に、本家の祭事の間に集められそこで自分が一生を共にする異形のものを呼び出す。そしてその場で自分の中に流れる市邑の血でもって、そのものと盟約をかわす。
視る力が強ければ強いほど、その場で呼び出される物の力も大きくなるという。力の強い物は、人と同じ形を取り、その姿もまた整ったものになるという。妹の志帆里が七つのときに呼び出した異形は、当代一だと呼ばれる父のそれと、並ぶとも劣らない力を持ち、その姿も美しく整っていた。
その異形に志帆里は朧と名を付けた。
名を付け血を与えることで、異形の物を配下に従える。そうして名を与えられた異形は、力の無い人間にも視えるようになる。
朧と名付けられた異形は、志帆里の側に付かず離れず立っている。そしてその異形を遣い、志帆里も他の市邑の人間と同じく、時に人を、また時には同じ異形を屠る。
出来損ないの私と言えば、五つの時はまだ時期が来ていないのかもしれぬと言う周りに流され、静かにうつむいて時が過ぎるのを待っていた。
しかし六つになっても七つになっても一向に異形を呼び出す気配もなく、また他の者が呼び出す異形を朧にしか視えていないらしい私に皆が気づいた時、その時が私が出来損ないかもしれない世嗣から、完全なる足手まといで、出来損ないで、役立たずの世嗣に変わった瞬間だった。
それからというもの、私は盲目の市邑の娘と蔑まれ、死なない程度に生かされる日々を送るようになった。
———傍らに、いつからともなく現れた、空蝉という男を伴って。
私の食事を作るのも、片すのも、風呂に入れ洗うのも、布団に押し込めるのも、私という人間の世話の何もかもを、空蝉は一人で担っていた。
幼い頃は何も思わず、その手に全てを委ねていた。けれども思春期を過ぎ、自分の身体に凹凸が出てきた頃から、何もかもを空蝉に世話されることに違和感を覚えるようになった。
自分の事は自分でやる。
そう言って食事を、風呂を一人でやろうとすると空蝉は、貴方の身を守りたいなら、私にさせておいた方が安全ですよ、と困ったように嗤いながら、それらの事を取り上げる。
市邑の役立たずと蔑まれ、害しても何の徳にもならない私にとって、危険なものは何も無い。私を害する手間をかけることこそが、無駄だからだ。だから身を守る必要など無い、そう訴えるも、危険なものは、それではないのです、と聞かぬ空蝉に、結局のところ今の今まで世話をされて暮らしている。
その空蝉の言う、私を狙うものが何なのか分からぬまま、今の今まで。
「貴方も市邑の人間ならば、協力するのが筋というものでしょう」
使えない人間なら使えないなりに役に立て、そう言わんばかりの志帆里は、手に持つ紙片を私へと突き出す。
カサリと小さな音を立てて開いたその紙片には、明日の行き先と時間が記されている。
「———分かっているわよね?」
時間に遅れないようにして頂戴。志帆里のきつい視線の後ろでまた、朧もこちらに視線を向け、静かに立っている。その表情がわずかに強ばっているように見えるのは、私の気のせいなのだろうか。
「分かってる」
頷かなければ頷くまで言い募るだろう志帆里のしつこさにうんざりして、おざなりに首を縦に振る。その瞬間後ろに立つ空蝉が、距離を縮め私の手元を覗き込む気配を感じる。
妹にいいように遣われる私が、さも可笑しいと言わんばかりに薄く貼付けられた空蝉の笑み。態とらしく視線を合わせ、行くのですか?と問う空蝉に、待っているわね、と返したのは、私の正面に残っていた志帆里の甘い声だった。
※ ※ ※
異形のものを屠る仕事は、大抵奴らの活動が盛んになる深夜の事が多い。昼間でも出来ないことはないが、人目につく恐れがある分、行動も制限されやり辛いのだと聞く。
今回の仕事は、一度市邑の中位の者が手がけたものの、彼らでは歯が立たず、しとめ損ねた上に傷つけられ凶暴になったそれらに敵う者が、市邑でも限られた者となった為、世継ぎとなった志帆里が尻拭いもかねて出る事になったようだ。
何度も依頼をしくじるとなると、市邑の面子も潰れるために、今回は万全を期してか父までもがサポートとして帯同している。
志帆里と父、この二人に加えて市邑の上位3名と、彼らの仕事をみて学ぶためにか下の者たちも幾名かやってきている。
じゃり、と音を立てて志帆里が暗闇の中で蠢くモノに向かい足を進める。一瞬ちらりとこちらに寄越す視線と、その唇に浮かぶ艶やかな笑み。空蝉、と音には出さず唇だけで呼んで、そして視線を正面に戻す。
志帆里の横に並び立つ朧のその表情が、いつになく曇っている。父の横に立つ異形も、それ以外の者たちの従えるそれらも皆、朧よりよほど酷い表情をして、まるで死刑の順番を待つような雰囲気で立っている。
「なんて姿なの」
志帆里が目も当てられないというように、その正面の異形から顔を反らす。
「どろりとまるで何かの薬をかけて爛れたような表皮だな...視るもおぞましい」
父が視た異形の姿を、背後に控える者に伝え、その者が記録を採るべく紙に書き記す。
「それになんて臭いだ」
饐えたような、何か肉食の動物が腐ったような、そう言って鼻を手で覆う市邑の人間たち。
これが分からぬ人間は、なんと幸せなことだろうよ。
その中の誰かが私を見て、馬鹿にしきった口ぶりでそう吐き捨てる。
「紗帆」
その視線と声を何でも無いようにさらりと無視して、空蝉は私の風上に立つ。
空蝉の声が私に届き、私がその視線をそちらに向けたその瞬間、
視界の反対側で、何か重たいものが地面に落ちる、鈍い音がした。
音を追って視線を移した私の目に映る———首の無い人の立ち姿。
地に落ちたものの正体を知った瞬間、身体中の毛が逆立ち、意図せずぶるりと四肢が震える。
「———おぼ、」
ろ、と志帆里が彼女の従える異形を呼ぶよりも早く、志帆里の身体が宙に浮き、その首筋に痣のようなものが張ってゆく。
ひゅうとその口が息を吸った音が聞こえた後に、朧の右腕部分がまるで捩じ切られるように地に落ちる。バランスを崩して膝をつく朧の後ろから、父の遣う異形が志帆里の背後に向かって飛び込んでゆく。
常ならば父の遣う異形は、手に刀のようなものを持ち、それを振るって同族を伐つ。けれど今回は、両腕とも瞬く間に切断されて、がくりと地に崩れ落ちるだけで、どうする事もできない。
朧が何とか片腕で印を結び、目の前に白い光で編まれた四角い匣を作り出す。
「捕らえたか・・・・!」
後ろに控える者たちが、祈るような声音で叫んだその言葉。
「———愚かな」
それを鼻で笑い、編まれた白い匣の中に立つ———空恐ろしいほど整った容姿を持つ、男。
市邑の者たちが、視るもおぞましいと言った異形。
その姿形と、私の視るそれとの形の違い。
———どうして私は、皆と同じよう視えないのか。
男は広げた右手を軽くあげて、匣の一面にそっと触れる。
その瞬間、触れた箇所からまるで淡雪が溶けるように崩れだし、同時に朧の唇から赤い血のようなものが吹き出す。
「朧の術が返された!!」
「志帆里様!!」
「ご当主!!」
ざわつく市邑の者たち。
右腕と口から血を流す朧。
両腕を吹き飛ばされた父の異形。
喉を術で縛られ、言葉の発せぬ志帆里。
父が必死で術を編んでいる。
それを嗤って見ている、匣の中の異形の男と——————私の横に立つ、空蝉という異形。
「あの、男は」
思わず溢れた私の擦れ声を拾い、匣の中の異形が視線をこちらに向ける。
にやりと嗤うそのままに、私に向かって手を伸ばす、その男。刹那、異形の唇が、何かの術を編むように蠢く。
完成したらしい術は、志帆里の喉に絡みつくものとどうやら同じもののようだ。伸びてくる蔦のような術。
———それをなす術なく視る私。その視線を断つように、私と異形の間に空蝉が割り込む。
「私以外を視るなどと———」
私の顎を片手で掴み上げ、視線を強引に自分にあてる空蝉のその顔は、まるで凍り付いたように表情がない。その背後で異形の術が、じゅっと何かに触れ溶けるような音を立てて掻き消える。
「仕置きをされたいのですか?紗帆」
私の目の奥を覗き込むように、首を傾け顔を近づける空蝉。
目一杯映り込む空蝉のその端、ほんの僅かに映り込む、喉の術から逃れようと、そこに爪を立てて掻きむしる志帆里の姿。
空気すらも十分に取り込めていないのか、その顔色は青白く、かきむしる首から流れる血の色だけが妙に赤黒い。
目の前には空蝉。
その背後には匣の中に立つ異形。
異形の傍らの砂利に崩れ落ち、あるものは腕を、またあるものは足を、果てには首までもを喪った市邑の者たちと、四肢を失いバラバラにされた使役の異形。
志帆里の視線が、私を射抜く。
たすけて、と唇が動いたその瞬間、そこからどす黒い血がまるで噴水のように噴き出す。
「志帆里!」
思わず彼女のもとへ駆け出そうとした私の身体を、空蝉は押さえつけたままの腕一本でいとも容易く押しとどめる。
はなせ、と口にするより早く、うっそり嗤うその男の唇がゆっくりと音を紡ぐ。
「彼女らを助けてあげましょうか?」
熱を感じさせない凪いだ眼で私をみる空蝉。
けれどその眼の奥は、ぞっとするほど濁っている。
「貴方が事実、私のものとなるのならば」
その身も、心も、全てを私に与えると言うのならば。
ならばあの者たちを、助けてあげてもいいですよ。
嗤いながら、毒のような言葉を吐く男。その男の手が顎から離れ、私の目を、鼻を、唇、首筋、胸、———そして下腹部を辿り、さする。
「ここに私の児を孕みなさい」
ならば、あの者たちを、(殺さずに生かしておいて、あげますよ)
さあ、どうしますか?
その瞬間、頭の中に空蝉と過ごした今までの記憶が驚くべきスピードで押し寄せる。
いつだって側に居た男。
そして、(わたしをねらう、なにか)
「好きにして」
濁り濁った空蝉のその視線から逃れるように、目を閉じる。
「それは是と捉えても?」
閉じた瞬間、空蝉の声がぞっとするほど近くに聞こえ、
「好きにして、」
そう言い放った言葉尻は、死人のように冷たい何かによって、吸い取られ、
そして私の意識とともに音も無く———消えた。
「取るに足らぬと思っていたが、こんなところで役に立つとは」
糸の切れた人形のように、だらりと力を失った紗帆。それでもその身体を己の腕2本で易々と立たせ、捧げられる唇を思う様貪う異形の男、空蝉。
苦しげに呻く志帆里も、市邑の人間どもも、異形の使役も、そして背後に立つ空恐ろしいような美貌を持つ、異形をもさらりと無視して、自分の気の済むまで紗帆の口を開き、唾液をすする。
「その女を、寄越しなさい」
それは酷く旨そうだ。
未だ紗帆を貪る空蝉の背中に向かって、異形の男は手を伸ばす。そこから放たれる術、それはまた再び真っ直ぐに空蝉へと向かい———そして触れる前に、先ほどと同じくして溶けるように消え失せる。
「お前は一体誰に向かって口を聞いている」
漸く唇を離して、その身体を宝物のように、両腕に抱え上げて振り返る空蝉。
そして瞬きする間に、色の無かったその髪と、黒光りしていたその瞳の色が———変わる。
黒の髪と、金の瞳。
空蝉の変容したその姿を見て、異形の男は言葉を失う。
「貴方、様、は———」
男は恐ろしいものを見たときのように、目を見開き、その身を震わせ、そしてその一瞬の後、自分の身体が、青い炎に包まれ焼かれていることに気づく。
「何故、人間などに、」
異形の男が炎に包まれ、溶けるようにその身を小さくするのを眺める空蝉の口元は、薄く笑みをはいている。
けれどその金に変わった瞳は嗤う事なく、目の前の男を詰まらなさそうに見るともなく見ている。
そしてその炎が消えるより先に、興味を失ったかのようにその視線を、足下でのたうち回る市邑の人間どもに移しかえる。
目の前の異形を倒した空蝉を、まるで先ほど以上の恐ろしいモノを視るかのように見つめるその者たちに、空蝉は唇に浮かんだ笑みを消す事無く言葉を紡ぐ。
「お前たちが誰のおかげで助かったのか、よくよく考えることだな」
取るに足らぬ人間どもよ。矮小なお前たちが視ている程度のもの、紗帆に取っては視る価値もないもの。
紗帆の視るものと同じものを、お前たちが視れぬのは、蟻が象の姿の全てを視れぬのと同じ事。
———所詮、器が違うのよ。
そして後は後ろを振り返ることなく、腕に抱いた紗帆以外の全てを置き去りにして、一歩足を踏み出す。
ぐにゃりと揺らぐ暗闇に向かって身体を進める空蝉。そして瞬く間にその姿は、まるで闇に溶けるように消えてなくなる。
「紗帆、貴方だけが私たちと同じものを視る」
そしてまたその闇の中で、空蝉は紗帆に唇を寄せる。
その場に残された者たちは、失ったものの大きさと、突きつけられた現実にうなだれることしか、出来ないのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます