第189話 吾輩策士を気どる
吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。
「旦那、お目覚めですか?」
「ふむふむ、そうか。敵は・・・本能寺にあり!!」
「・・・どうぞ、旅行でも行ってください」
「・・・嘘です・・・」
吾輩はある作品を読む。
設定がよく練り込まれている。すごいぜ・・・。どこかで初心者なんて書いてあったが・・・絶対違うと思ってる・・・。すごい、うまい。
アクションをいきなり書くって・・・すごいぜ。
すごいだけで会話が成立しそうである。すごいぜ・・・。
まったく、すごいぜ・・・。
これぞ、ボキャブラリーの低さ!!
吾輩は考える。
ラノベがアニメになるときは、実はある問題がよく発生する。
それは・・・。
設定の説明である。
これは、省かれることがしばしば。
そして、キャラの心情も削られるときがあるみたいです。
あれじゃあ、説明不足だなんて・・・読者がいってるのはよく見かけます。
視聴者はいきなりわからんだろうな・・・とか。
結構な数の作品でつぶやかれます。Wikiペディアというものがあるので、そこで充分保管できますが、ネタバレも含みます。
これは・・・意外と難しいところ。知っていれば楽しめる設定と知らない方が楽しめる設定。これの区別は人それぞれです。
演出の方が練りに練った結果、きっと、そうなってるのでしょう。
設定を練り込み過ぎると、誰もついてけないという問題もありますが・・・。
これは、別問題でしょう。
吾輩は考える。
うまい設定の使い方ってな~に?
個人的見解になりますが、伏線だと思います。
伏線ほど見てて楽しいもはない。あそこで何故それを・・・そういうことか!!
たまに後付けだ!!という人もいますが、それをわかるのは作者のみです。
ホントは最初から考えていたかもしれません。
真相は闇の中でしょう・・・。
名探偵ポナンの黒幕はアガサ博士二重人格説であると思われます。
作者が思いっきり否定してしまったので・・・どうなるのか・・・不明です。
博士ではないんです!!
もう一人の博士が・・・。なんて、勝手に先読みをしております。
吾輩は考える。
アニメにするときの登場人物の人数について。
これ・・・最近多いのですが、とりあえずいっぱいいすぎる時があります。
大分、作画と声優にお金を取られるのかな・・・なんて思ったりします。
リベンジ作品も・・・ちょっと登場人物が多すぎるから作画が追いつかないのかと・・・。
少ない人数の方が作画に気合いを入れられるのでは?
なんて、考えております。登場人物がほぼ一緒というのは、書きなれることを含むからです。うまく、使える人たちもいるので、一概に正解はありません。
なんとなく、作戦としては、最初少なく、売れたら多くなんてのがいいかもしれませんね。
吾輩は策士であります。
吾輩スクロールがめんどくなってきましたので、190になったらお引越しします。
吾輩は眠りにつく。
≪つづく≫
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