第130話 吾輩は優柔不断なのか?

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。

「旦那、お目覚めですか?」

「う~む」

「・・・めずらしい・・・」

「ふ~む」

「・・・お悩みですね」

「迷い中です」


吾輩は考える。

ある人からコメント頂く。企画ものだった。

『あなたの推薦したい一番の作品(かくよむ限定)』

主旨としてはこんな感じだ。

おひとりさま、おひとつまでですよ♪きゃぴ♪

協力依頼である・・・。企画としては、かくよむを盛り上げるいい企画だ。

ぜひ、参加したい。

だが、悩む。1回限りの推薦状。1作品。

いい作品は多い。これという・・・作品がないか・・・。

違う。

見方によって良さが違うのである。これはラノベ向き、これは映画向き、これは小説向き、これは・・・。

という風にジャンルを頭で整理してしまう。吾輩。

これが邪魔をしている。純粋に何を基準として、評価をつけるか・・・。

それがないと、一番が決められない。

難しい・・・。参加したいが難しい・・・。

盛り上げることを主旨とすれば、とりあえずというのもありかな・・・。

どうなのだろう?基準が・・・。


吾輩は考える。

星のつけ方自体は基準がある。明確ではないが・・・。

すごいおもしろい3つ。おもしろい2つ。

おもろい1つ。ゼロ・・・興味がわかなかった。

エッセイ類は、ほぼ1。

レビューは9割がた書く。感想がないわけがないので。

ただ、映像ありきで考えたりする。頭で映像を流す。

たまに声も・・・どこかの声優を借りてくる。頭の中で。

だからこそ、その作品がどういう感じか・・・。何と言えばいいか・・・。

ジャンル分けで近い、作品を持ってきているような感じだろうか・・・。

何を書いてるのか?思考だから・・・。

支離滅裂です。


吾輩は考える。

優柔不断ということを。

やさしく、やわらかく、たたない。・・・ちょっと違うな。

物事をうまく決められない。要は、決断力がないのである。だから、不断。

やさしく、やわらかい・・・はっきり言わないから、八方美人みたいなもんか。

決断力は必要である!!それは、間違いない。

ただ、優柔普段ではありたい。

優しい人でありたい。


吾輩は考える。

アンパソマンのオマージュについて。

ふと、思いついた。

ばい菌マンを主役として書いたらどうなるのだろう?

実はアンパソマンが悪い奴で・・・地球外生命体。隕石がアンパンにぶつかって生まれたらしいからな。

そして、ばい菌マンはジャムおじさんによって魔改造された・・・元人間。

同じ科学者だった・・・。なのに、ジャムやろうが裏切った。

あんな醜い姿に・・・。彼は一人戦う。地球外生命体の化け物と・・・。

夜のヤッターマン方式である。

多分、大人向けだな・・・。売れそうだ。書かないけど。


吾輩は眠りにつく。


≪つづく?≫

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