竜の脅威度について

 



『キマイラ』が竜の脅威度を測る目安として等級分けしたもの。

 破壊力、殺傷力を兵器に当てはめたものだが厳密ではない。




・グレード1

 ラプトルなど小型種。

 個人携帯火器でなんとか対処できるレベル。

 人や家畜などが殺傷されるが、車両や建築物への被害はほとんどない。

 山賊や歩兵など人間の集団と同等の脅威。



・グレード2

 ロックワームなど中型種。

 倒すにはロケットランチャーなどの重火器が必要。

 装甲車に匹敵する破壊力を持ち、普通の家屋、建造物は破壊される。



・グレード3

 ハウザーなど中型でより強力な破壊力をもつ個体。

 戦車や自走砲並の破壊力、戦闘力。対抗するには重火器装備の装甲車両が必要。

 トーチカ、城壁も簡単に破壊され、村や町が一夜で壊滅させられることも。



・グレード4

 飛竜など大型の竜。

 重爆あるいはMLRSに匹敵する破壊力。

 対抗するには重装備の装甲車両の部隊、あるいは戦闘機など特別な対抗手段が必要。

 城砦都市でさえ大きな被害を受ける。



・グレード5

 ブラックスロートなどの「名前持ち」や、特別な竜。

 重爆の集団並の破壊力があり、城砦都市が総力を挙げてもまったく太刀打ちできない。

 現在、知られている中では最強のランクであり、人間がこれを倒した例はほとんど無い。



・グレード6

 一つの地域をまるごと壊滅させる天災や戦術核並の破壊力を持つ個体。

 Dデイ直後から竜歴初期にかけて、数例、目撃例がある。

 しかしいずれも不確かなもので、その存在は疑わしい。

 竜への恐れが生み出した噂話、という見方が主流である。




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