「瑣末な独唱」
煩先生
重ねる調律で
君の命を探る
波が寄せる音
恋が火照る音
その温かさが
僕には辛くて
倖せな楽器へ
訣別を告げた
声は遠のいて
唄の名を頂く
祈りも囁けば
何と喩えるか
今は鍵盤の上
足掻く程響く
今は譜面の上
躓く程渦巻く
「瑣末な独唱」 煩先生 @wazurai
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます