【名前】

　オーガスト・セオドア・グッドマン

【性別】

　男

【年齢】

　１８才

【身長】

　１８１ｃｍ

【職業ならび身分】

　平民であり、天才的な腕を持つ人形職人

【家族】

　不明

　やや細身な体型と繊細な顔立ちで、線が細く、儚げな印象を与える青年。くすんだ金髪と栗色の中間のような髪の色と、榛色と栗色の中間のような瞳の色。つまりは、ルークとディランの中間のような髪と瞳の色の持ち主。マリアに気に入られるぐらいだから、超美形とは言わないまでも、そこそこの顔立ちなのだろう。

　彼は身分違いであると充分なほどに理解していたが、あんなマリア王女に身も心も奪われ、その命を捧げるほどの勢いで彼女に付き従っていた。おそらくマリアが初恋の相手であり、初体験の相手。彼自身の根は真っ当であり、マリアに魅かれ、愛しつつも、彼女の残酷な狂気に恐怖を感じている描写も見られる。

　マリアへの忠誠と、天才的な人形職人の腕前を買われ、悪しき魔導士であるフランシスに突っ込みを入れながらも、行動をともにしていた。

　マリアがフランシスの逆鱗に触れ、その魂までも永久に消滅させられそうになった時、間一髪マリアの魂のひとかけらを助けた。

　その後、本来だったら時間とともに消滅するはずであったマリアの魂のひとかけら（彼自身が作ったマリア人形の頭部）を抱きしめ、口づけし、彼女に声をかけつづけた。そして、マリアを消滅させようとした張本人であるフランシスにも土下座し、許しを乞い、彼女の魂の確かな命綱となった。

　彼のその人生をかけた恋の物語もまだ続くのだ。

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