……?

「うわあ、あんたも大変だねえ」

 少年は何かに話しかけていた。

「しかしあんたって実際喋んないけどさあ、心は凄く熱いよねえ」

 その何かは照れていた。

「照れなくていいよ。あ、これあげるね」

 少年は光り輝く玉を渡した。

「ん? これ何って? わかんない?」

 その何かは一瞬悩んだようだが、すぐに何かわかったようで頷いた。


「もう僕行くね。えーと、くまモンだっけあんたの名前?」

 その何か、くまモンは頷いた。

「じゃあくまモンさん、元気でね」

 少年は飛び去っていった。


 くまモンは手を振ってそれを見送った。

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