終わらせた後に気付かされた跡
@lelien
第1話要らないもの
僕が、生まれ育った街―――東京
別に、特別な感情もなく。
よって、この故郷に恋をしてる訳はない。
どちらかと言えば、いや。どちらと比べる理由も無いのだろう.
そう。僕はこの街が嫌い。
朝は込み合い
肩はぶつかり、互いにぶつかったのにも関わらず
まるで、僕が一方的に悪いかのように睨みつける。
そんな 人の汚い所だけが右往左往している大都市東京
時に人は言う。そんなことは無い、此処はいいとこだと。
ソの問にたいして僕はこう応える
全ては作れてしまう。
優しさも、悲しみも。
よってそれは偽善だと。
偽物、だらけの街東京。
僕はこの場所、この世界が大ッ嫌いだ。
時に人は言う
産まれてきたことに意味があるんだよ。と、
正直意味がわからない。産まれてきたこと意味がある?
こっちは頼んでなんかいない。
誰かと誰が勝手に、行った行為で出来ただけだろ。
それじゃ、家畜に、同じ事を言えるのか。
殺される為に産まれてきたんだよと。
生まれて死ぬ事すら
人に決められた命。
そんな事すら考えもせずに、
かっこいい言葉を並べる偽善者。
そんな生き物が行き交う東京―――いや世界が嫌いだ
こんな世界。すべてなくなってしまえばいい。僕を含めて
消えてしまえばいい
―――――それなら一緒に壊すかい?
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