プロローグ 「コートの下の正体」-中 Prologue "The Unrevealed Stuff Under the Coat"-Ⅱ
プロローグ コートの下の正体-2 “The unrevealed parts under the coat”-Ⅱ
めん太が転校してから2週間経ったが、相変わらず俺と武藤とめん太は「怪物」について話し合っていた。「怪物」の知名度はここ1週間で急激に上昇した。ついにはニュースにまで取り上げられるようになり、小学生までもが知るようになった。最早「怪物」の存在は都市伝説ではなく周知の事実となった。ただ、捜査をしている警察の見解としては「怪物」は漫画に影響を受けてコスプレをしている通り魔ということになっているらしい。
「また『怪物』が事件を起こしたって、スイ。」
めん太は俺のことを下の名前で呼ぶようになった。
「最近サッカーの帰りに夜道を通るのも怖いわ。」
武藤は何かがあっても走って逃げれそうなので、とりあえず心配している素振りだけを見せてめん太との会話に戻った。
「またカップルが狙われたって。もうこれでニュースで報道された分だけで5件目だよ。」
「twitterとかでリア充爆発しろとかって書いてる奴が人を殺していると思うとすごい怖いわ。」
「水木もその内の一人だけどな。」
「言っとくけど俺twitterで呟いたことなんてないからな。」
勿論嘘だ。30人のフォロワーに向かって好き放題喚いているアカウントを武藤に知られるなら死んだ方がマシだ。そして、ほぼセクシー系画像しか保存していないお気に入りを見られたら2回死ねる。
「ねぇねぇ、僕達3人で『怪物』の正体について調べない?」
唐突にめん太は危険満載の誘いをしてきた。めん太は見かけによらず大胆なところがある。
「おいおい、相手は怪物だろ。調べるこっちが危険だろ。」
めん太といると身の危険を感じてしょうがない。
「いいじゃんそれ。水木もどうせ推薦決まって暇なんだから行こうぜ。」
この単細胞の脳味噌は絶対口と足にくっついている。少し考えてから行動というものをまずしない。それにしても違和感を感じる。何かがいつもと違う。
「でも、危ないだろ。」
「大丈夫。ちょっと現場の後を調べたりするだけだから。」
「現場は全部警察が抑えているから中学生3人で行っても入れないぞ。」
「フフフ。それも大丈夫!警察がまだ見つけてない死体を今朝見つけたんだ!そこなら誰にも邪魔されず調査できる。」
「おいおい、そんなもんどこで手に入れたんだ。」
「それは、|ヒミツ(・・・)だよスイ。」
その可愛さで寿命が3日縮みそうだった。時折見せるこいつの可愛さは仏僧でさえ煩悩を持たせることができそうだ。ただ、めん太の行動力の良さには心配させられる。その可愛い顔とは裏腹に、スリルを求めている節がある。
「それじゃあ、明日の朝で現場で集合ね!早くしないと現場が警察に見つかっちゃうからね。善は急げだ。」
「おう。水木も遅れんなよ。」
完全にペースを握られた。もうここは従うしかない。ただ、さっきからある違和感がまだ付きまとっている。
「お、おう。」
「どうしたんだ水木?気分でも悪いのか。」
「いや、何でもない。」
違和感の正体が分かった。鋭島が本を置いてこっちをじっと見ていた。相変わらず鋭島は手袋とコートを身に着けていた。ただ、俺が驚いたのはその表情だ。奴はまるで獲物を狙うような顔をしていた。それはまるで鼠を見つけた梟(ふくろう)の様だった。目は真夏の星空の様にギラギラし、今にも零れ落ちそうな笑みを浮かべていた。俺が見ていることに気付いたのか口元をまっ黒のコートで隠した。ただ、俺は奴のコートの下に何かが光ったのを見逃さなかった。。。
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時が過ぎ日曜日、俺は動きやすい服装と水筒を持って待ち合わせ場所に行った。現場は竹林の奥深くにあるが、現地集合だと場所が分かりにくいのでとりあえず俺らはその近くにある公園で集合することにした。錆びた遊具からこの公園があまり人気がないということが分かる。公園は少し住宅街から離れている。物心付いてからこの町に住んでいる俺ですらこの公園に来たことがない。正に「怪物」にとってこの付近の場所は殺人をする絶好の場所だ。
2人はまだ来ていなかった。ただ、公園には武藤とめん太どころか人1人としていなかった。俺はめん太の私服姿に期待を膨らませながら2人(武藤は遅れたら置いていくつもりなので厳密には1人)を待っていた。
しばらくするとめん太の姿が見えた。私服姿を期待していた俺を裏切るかのように制服を着ていた。めん太に裏切られるのは転校初日を含めて2回目だ。
「ごめん、スイ。待った。」
「ううん、全然。」
カップルの様な挨拶をかわしたことを祝福し、俺は心の中でガッツポーズをした。
「武藤おそいな。」
「早人なら少し遅れるってメール来たよ。」
あいつが俺にメールを送らなかったのはただズボラなだけなのか、それともこないだ宿題を見せなかった恨みなのか。
「早人君はどうせ後で追いつくと思うから先に行こうか。」
「あいつ足だけは速いからな。大丈夫だろ。」
結果的に武藤を置き去りにした俺たちは林の中を進んでいった。現場はどうやら公園よりもさらに竹林の奥にあるらしく、俺たちは竹林の中を進んだ。ただ、これが重大な間違いだと俺はまだ知る由もなかった。
「もうそろそろ死体の場所に着くよ。」
「生まれてこの方死体なんて見たことないから足がすくむ。」
俺は少し冗談めいた口調で言った。
「僕も写真でしか見たことないからちょっと怖いとね。」
その割にはやけに落ち着いていた。めん太はやっぱり肝が据わっている。
「そういえばさ、スイと早人って何でそんなに仲がいいの?」
意外な質問が飛んできた。別にそういう質問なら武藤がいるときにすればいいと思うし、質問するタイミングも謎だ。やっぱりめん太は不思議な奴だ。
「そうだなぁ。。。中学校に入学した時、俺と武藤は同じクラスだったんだ。俺の名字は『|み(・)ずき』で、あいつの名字は『|む(・)とう』だろ。単純に出席番号が近かったんだよ。」
「すごい些細なきっかけだね。」
めん太は少し笑った。
「そうだな。ただ、趣味も性格も全然違うあいつと話が合うのは長年の謎なんだけどな。」
「早人は良い奴だよね。場を和ませる力を持っている。それに優しいし。転校した時真っ先に話してくれたのも早人だった。」
俺も中学に入学するまで独りぼっちだった。武藤も俺のそういうオーラを感じ取って話かけたのだと思う。武藤はモテるし、サッカー部でも友達が沢山いる。俺なんかと話さなくても楽しい中学校生活を送っていただろう。そういう意味で俺と鋭島はどこか似ているのだろう。俺は武藤という恵まれた奴に巡り合えたから独りじゃないのであって、もし親が再婚をしていなかった俺は鋭島みたいに独りぼっちのまま中学校生活を過ごしていたのだろう。
「スイと早人は本当に仲が良いんだね。」
「まぁな。」
時々喧嘩もするが良い友達だと心底思う。自分を待たずに俺らが先に行ったことも明日には笑い話にしそうだ。
「だから僕はね、|スイがいなくなった時(・・・・・・・・・・)早人がどういう顔をするのか楽しみだよ。」
何を言っているのか俺には理解できなかった。口を開こうとした瞬間俺は物凄い勢いで後ろに吹き飛ばされ竹に激突した。周囲には俺とめん太以外誰もいない。華奢なめん太にどこから俺を吹き飛ばす力があるのか分からない。実はマッチョだったりするかもしれない。
「どうしたんだ、めん太。お前ってそういう冗談をいうタイプじゃないだろ。」
少しふざけた口調でめん太に話しかけた瞬間に全てを理解した。俺を吹き飛ばした理由も、今日俺を誘った理由も、俺を吹き飛ばすほどの力がある理由も。
めん太の右腕は電柱並の太さに変異し、爬虫類特有のギラギラした鱗で覆われていた。指先からはアイスピッケルの様な爪が生え、体液がにじみ出ていた。腕の側面からは鎌の刃が生えており、不自然さと不気味さを更に際立たせていた。めん太は学校でコートの話をしていたがそんな話は無意味だと悟る。こんな太い腕を隠せるコートや手袋なんて存在しないし、普通の腕にいつでも戻せるのでコートなんて不要だ。全部自分から意識をそらすためにめん太が、いや「怪物」が仕組んだミスリードだ。
「僕はね、君のいうような|友達(・・)というものが理解できないんだ。アメリカにいた頃は周りから無いものとして扱われて、先生からも友達がいないという理由で精神的に不健康な生徒として思われてたんだ。周りの大人だって僕が虐められても女々しい僕が悪いと僕を責める。日本からアメリカに言った理由も虐めだったのに引っ越した先でも虐めを受けるなんて笑えないよ。始めの内は僕の体が弱くて女の子っぽいってことを理由にからかっていだけだったよ、でも次第にそれはいじめっ子のストレス解消に変わっていったよ。そういう奴らに限って友情というつまらない物を大切にする。そいつらは友達である自分たちの仲間を守るために色々な悪事の罪を僕に着せた。万引き、暴行、窃盗、放火、全部ぼくのせいにするんだよ、僕が内気で何も言い返せないという理由だけで。書類上だと僕がそれらを全部起こしているんだ。365日僕は苦しんでいたのに誰も僕の苦しみをわかろうとしない。友達なんて所詮自分のコミュニティーを狭めているだけの自己満足だ。下らない友情のために犠牲にされた人なんて彼らには見えないんだ。この世で信じられるのは『システム』だけだ。友情なんて言うものは世界を蝕むシロアリだ。友達なんて物はこの世の中から消えてしまえばいい。もし、この世の中に神様がいないのなら僕が消すまでだよ。」
めん太の目にはさっきまでの可愛さも消え失せ、人体模型の様な目をしていた。口は裂けそうなほど広がっていた。めん太の持つその「願い」は「願い」というより「復讐」や「憎悪」に近かった。
「きっと早人は最初数週間くらいは悲しむだろうね。だけどすぐに新しい友達を見つけてスイの事なんて忘れるだろうね。その時、天国か地獄でスイがどのような表情をしてるのか見てみたいよ。フフフ」
今のめん太は正に狂気そのものだ。虐めの体験なら俺にもあるがここまで精神が歪むのは尋常じゃない。余程そいつらが憎いらしい。
しかし、今はそれどころの問題ではない。俺はいつ「怪物」に命を取られてもおかしくはない。噂通りなら「怪物」は俺の事を瞬間的に刺身にすることができる。対して俺の持ち物は水筒だけだ。俺は水筒に入っていた水を「怪物」にかけて全力で逃げた。「怪物」は少し怯んだが、顔を少しぬぐい俺を追いかけた。さっき吹き飛ばれたダメージがまだ回復していないのか思ったよりも上手く走れない。「怪物」はまるでコモドオオトカゲが毒を注入した獲物を追うかのごとくゆっくりと歩いた。
「怪物」との距離はみるみる縮まっていく。次の作戦を考える前に俺は待ち合わせ場所だった公園に着いた。助けを求めようとしたが無論誰もいなかった。もう詰みだ。俺は生まれて初めて神様に祈った。十字架も切ったし手も合わせた。とにかく祈りながら走って周りを見渡した。
その祈りが通じたのか公園の隅っこに誰かがいるのを見えた。そいつは9月なのにも関わらず分厚い黒のコートを羽織って手袋をした手で本を読んでいた。その見覚えのあるシルエットは俺に気付いたのか、俺を助けるために近づいた。いや、厳密に言うと俺には近づいていなかった。そいつは俺の後ろにいる「怪物」に近づこうとしていた。
「醜いな。見た目も、心も、願いも、何もかもすべてが。」
そう吐き捨てた後冴えないクラスメートはコートを広げた。俺は既に離れた距離から見守っていたが、その距離からでも分かるほどにコートの中にはおびただしい数のナイフが収納してあった。その中から右手で3本抜き取ると鋭島はそれを怪物の方に投げた。
「怪物」は少しビックリしたが変異した右手でそれを防いだ。鱗は鉄の様に固く、ナイフでは傷一つ付けることすら許されなかった。そして「怪物」は落ちた3つのナイフを拾うと、それらを全て右手で捻りつぶした。「怪物」の右手にはティッシュの様に丸められたナイフだった物の塊あった。「怪物」にとって金属はゼリーの様に柔らかいらしい。
「どうやらただの太い丸太じゃないようだな。」
鋭島は更にナイフを右手で取り出すと、ジャンプをして少し距離を離してからナイフを投げた。
当然のごとく「怪物」はそれを弾き返した。右腕だけでは無く「怪物」の動体視力、反射神経、身のこなしまでもがチューンアップされていた。
「そんな小石を投げている様だったら、いつまでたっても僕を倒すどころか右腕に傷をつけることすらもできないよ。」
「そうだな。でも|右腕(・・・)だけに攻撃するつもりは無いんだよ。」
いつのまにか鋭島は「怪物」の頭上に迫っていた。鋭島はさっきナイフを投げた際、後ろにあった公衆便所の壁を利用して三角飛びの要領で「怪物」に飛びついていた。右手でナイフを3本掴み、その内の2本を「怪物」に投げた。ガードはされたものの「怪物」に一瞬の隙が生まれた。その一瞬の隙を見逃さず鋭島は降下しながら「怪物」の左側に回り込み、残った一本のナイフで「怪物」の首に斬りかかった。「怪物」もさることながら、鋭島の身体能力も常人の域を超えている。
しかし鋭島の会心の一撃も「怪物」の右手の平でガードされた。スピードが違いすぎる。例えるなら、そこら変にいるチンピラがボクシングのフェーザー級チャンピオンに挑む様なものだった。
「鋭島、逃げろ。たかがナイフで人間がその『怪物』を倒すなんて無理だ。正体が分かっただけで十分だ。ここは一旦引いて次に繋げた方が良い。」
「逃がすつもりは無いよ。僕はこの町にいる仲良し組を全員殺すまで止まらないし、目先の獲物を逃がす真似はしないよ。スイも僕の力を見たでしょ。これから逃げるなんて無理だよ。」
確かにあのスピードで追われたら一巻の終わりだ。しかし、今立ち向かったところで何のメリットも生まれない。
「それにしても残念だなぁ。」
「怪物」は少し高い声を張り上げながらねっとりした口調で続ける。
「鋭島君は友達とかそういうつまらないものに興味が無いこっち側の人間だと思ってたから、殺すつもりは無かったのにね。可哀想だなぁ、見て見ぬふりをして逃げる方が得策だったと思うよ。」
「怪物」はその蛇の様な視線を鋭島に投げる。しかし鋭島はそれに動じず口を開いた。
「悪いが、俺は逃げようなんて最初(はな)から考えていないぞ。」
武藤以上の馬鹿がこの世にいるなんて夢にも思わなかった。ここは鋭島を置いてでも逃げた方が良いのかもしれない。
「なぁ水木。」
鋭島は逃げようとする俺を見越したかのように言った。
「お前さっき人間がナイフなんかで『怪物』に敵わないって言ってたよな。でもな、他の生き物には無い人間だけが持っている武器っていうのはナイフを作って使う器用さじゃない。人間の武器っていうのは使える物を全て使い、場を有利に進めることのできることだ。そして、そこの『怪物』にはその能力がない。今から俺はこの『怪物』を倒す。」
鋭島の言葉には説得力と俺を安心させるものがあった。
「僕にブラフなんて通用しないよ。僕がその気になれば後10秒で片を付けることだって出来るんだよ。それに僕はまだ一回も攻撃してないんだ。僕が攻めに入ったら君は自分を守る暇もなく死ぬだろうね。」
「怪物」は全身に力を込め全力の戦闘態勢に入った。本当に後10秒で片を付けるつもりだ。
「せいぜい今日僕にあったことを天国か地獄で後悔するんだね。」
「怪物」は鋭島に飛びかかろうとするために足を曲げた。その瞬間だった。
「今動くと死ぬよ。」
鋭島は背筋が凍るような冷たい声でそう言い放った。そして、その一言で「怪物」はひるんだ。「怪物」の体は得体のしれない恐怖に支配されていた。「怪物」だけじゃない、俺までもがその言葉の凄味に圧倒されていた。
「ブラフ、通用するじゃん。」
鋭島がその一言を言い終えた後、「怪物」の周りの地面からおびただしい数のナイフが飛び出した。地面だけじゃない、「怪物」左にあるブランコからも、「怪物」の後ろにある竹からも、怪物の四方八方から魚群のようにナイフが飛び出した。
「ん?」
「怪物」がその一文字の感嘆詞を言い終える間も無くおびただしい数のナイフは無残にも「怪物」の体に突き刺さった。さすがの「怪物」も右手一本で四方から迫るナイフから身を守ることは出来なかった。
「俺は意味もなく|右手(・・・)だけでナイフを投げていたわけじゃない。ちゃんと左手も使って戦っていたんだよ。」
開いた鋭島の左手の上には少し小洒落たデザインの小さな立方体があった。
「『ビックリ箱』を作る、それが俺の能力だ。お前の『右腕』みたいに俺もちゃんと『異常』だ。」
全身血みどろになった「怪物」に向かって鋭島はそっと呟いた。
TO BE CONTINUED to PROLOGUE-Ⅲ
次回更新予定日3/29(火) 乞うご期待!
「願いのために戦え!」2話目です。お楽しみいただけたでしょうか。
遂にバトルです。ラノベの花形と言えばやっぱりこの手に汗握る戦闘シーンでしょう。皆さんが私の文章で手汗をかいたかどうか分かりませんが、私はこれを書いている時結構ドキドキしながら書いていました。割と皆さん戦闘シーンの矛盾点にすぐ気づくのでかなりの集中力を使いました。あと、「怪物」の正体を書くときはドヤ顔で書いてましたw
プロローグは2話完結の予定でしたが、後編を二つに分けました。言い訳をさせてもらうと、これを書いている時に文字数が7000字を超えそうだったのでさらに後編を分割することにより文字数を減らしました。余計なお世話かもしれませんが文字数が少ないほど集中して読んで頂けると思うので5000字を目安にして投稿しています。
感想なども書いていただけると作品の質の向上に繋がりますのでお願いします。
最後に、twitterのフォロワーが遂に大番の「1」に乗ったことをここに報告します。twitterでは更新予定日の変更や後書きで書ききれない裏設定などを書いていくつもりです。フォロワーが一人いるということは素直に嬉しいです。1話を投稿した直後の実に1/0倍です。2話を投稿した後に倍、3話を投稿すればそのまた倍 そして作者は感謝の重みに耐えかね 必ず地に這いつくばり 詫びるかのように頭を差し出す
故に『侘助』
twiiter ID: @preachingtomato
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