第50話 ファンタジーランキング作品

「はじめて僕が死んだ夜」

 これ面白い。レビュー書きたいぐらい。でもどうやって書いて良いか分からずに面倒になって止め…。SFが面白い理由のひとつに思弁小説と言うのがある。ただそれって本当に大事なものはファンタジーで出来る。でも古臭いSFファンは結局SFにしがみついてしまった。私がハードSFに拘るのはSFなんて別に面白くなくて良いと思ってるから。大体の面白いSFって科学を使った仮想世界IFがもつ現実を別の視点からみる思索を楽しむ部分だから。


「エターナル・ライン」

 うん、面白いと思う。ただジブリ…。宮崎監督が外から吸収したものかもしれないけど、何故ジブリが面白いかが分かる。アクション性の強い展開を持ってくることで次々勝手に興味がわくようになってる。例えば高い塔から落下したら外から見る人は落ちるまではとにかく見ようとするだろう。その次運よく助かったと思ったらまた別のアクションの高い事件が起こってまたその顛末を見てしまう。気がついたら随分時間がたっていた。後ジブリっぽいなと思うのは、後から展開させるつもりだと思うけど王道なのかもしれないけど、謎の古代遺跡とであった少女がその遺跡に反応する。もろジブリテイスト、ボーイミーツガール。ただこれ失敗すると何やってるか?よく分からない意味不明な電波少女の流れになる。何かそれをこの作品感じさせない。そのあたりがまたジブリ臭い。正直に言ってこういった境目ってどこにあるか分からない。ただ今大きな問題になってるのは、またこんなのかとなってわかりやすさの方を求めてしまう部分もある。刺激が薄くなって面倒な説明不足にしか感じなくなってる。今やるとジブリは怖い。


「錬金術師の小間使い!」

 剣と魔法の戦いの舞台に嫌気が差したらってやや異色のファンタジー。ただこれもっと異色なのは何か嬉しくない召喚された異世界召喚もの。そもそも今流行のゲームっぽさが無いため古典異世界召喚とあまり変わりない。そもそも奴隷的な身分のホルムンクスへの転生なんだから。何から何まで今風からの逸脱。これを今の流れの異世界転生として同一に見なすのおかしくないか?と私は思う。どうしても細分化と進化と捻りが発達すると可笑しな方向に行く。だが古典としてなら素直に楽しめる。そこは素直に続きが見たくなる。地味とそこそこの間を行ったりきたりで保留。


「ドラゴン・コア」

 普通にファンタジー世界の冒険物なんだけど何か呑気な感じがある。スタートは重々しい感じだったのに。スタートは本当に盛りだくさんの内容になってる。目的もしっかりしてるしすいすい読めるな。これは地味とそこそこ間保留。特に光るってものが無いけど、とにかくそこそこ読んでしまったというのが大きい。


「魔導英雄譚 破邪戦線」

 異世界召喚だけど今風の作品と全く違うな…。普通に古典的な王道異世界ファンタジーの戦記物になってる。冒険と戦記が混ざるといえばナウシカだけどなるほどと思うのはモデルになったんだろうとロードオブザリングに思うから。冒険と戦記を同時にやるってのが古典の時期にすでに完成されていた王道だと思う。これはまだ分からないけど戦記のみかな。召喚部分が面白そうなので見たいけど、根本はすごく普通。地味とそこそこの間、召喚が今後どう面白くなるか?が見たい。おそらく日本人じゃない召喚だからも大きいと思う。ただ外人もSAO受けてるし描こうと思えば描けるけど。どうみてもこの召喚された人日本人じゃ無いよな。そもそも地球かどうかすら怪しい。赤髪って変じゃないけど。

(作者さんから星を貰った。相互の誘惑あってあるな。一応すぐ切った作品じゃないし星入れちゃおうか?とかかなり適当にやりそうになってしまう。マジでランキングの反映止めた方が良いって後味悪いから。続き読んで面白かった入れるよ。でも甘めのバイアス掛かりそうになる)


「天帝のパズル」

 中華ファンタジー。何かすっと入ってこなかった。設定の説明がちょっと濃かったな。道教は西遊記でちょっと知ってるぐらい。封神で少々。それでも設定を呼んでいて疲れてしまった。面白くないわけじゃないのだけど。面倒に入ってしまうな。



 ざっと100位以内の改めの拾いなおし終了。随分入れ替わってるけど驚いてない。そもそもランキング内はあまり差が無いと何度も書いてるから。多分ランキングの下も結構良いもの揃ってると思う。ぐったりと疲れた見れば見るほど目的を失ってスコップに近くなっていく。ただどうしても不安がある。どれもこれも飛びぬけたものが無いと結論付けて。本当は眠ってるかもしれない?って可能性について。あるならそれを見てみたいし、無いならないでその不安を消したい。みんな凄くて、みんな凄くない。なんとも言えない気分だ。差が無いと言うのは見ててつまらない。もちろんある。ただ決定的な差を感じない。やはりランキングの外にしかそういうものは無いのだろう。それさえも私よりは書き手としては優秀なのだから。


「御伽噺を翔ける魔女」

 これはこれはヤミ帽、ふしぎ遊戯。変わった物語みたいで王道の物語。本の中に入る。ルールが厳しくてちょと保留。結構基本軸は王道なのであまり刺激を受けない。ただその先どうするか?の判断が出来ない。王道ってのは嫌いじゃないと読みたくなるものを持ってる。イマイチと地味の間で保留。ここで保留するのはたまにあるけど確率は高くない。



 100位以下追加です。どうして良いか?分からないのがあります。週末にはと思ってやっててラストが何かグダグダでと。また新しい切り口があったらとりあえずこのID自体消えてしまうわけじゃないです。ただ当面消えたいです。かつ、このサイトの将来が下火ならそのままフェードアウトでも良いです。


「真譚・妖怪小町」

 うーん普通。和風ファンタジー。要するに地味だ。気の毒だと思うが私も人間このサイトで見た和風ファンタジーのせいで食傷感が出てる。そんなに数無いでしょ?となるけど和風ファンタジーの質が高くて飽きるのも早い。そりゃ単純にそれらと比較してるのでは?そうとも言えない。この気持はそういう比較じゃないシンプルに飽きてる。何故なら前見た和風ファンタジーで珍しいと思いつつも意外とあるなと意識してしまったから。ただ文明退行の後の日本ってのは面白いと思う。それがどう生かされるか?だけどそこまで読む気力が無い。私が見た範囲は特に過去の文明が絡んでなく普通の過去の歴史をベースにした和風ファンタジーだった。


「いやいや、チートとか勘弁してくださいね?」

 ひたすらおっさんの愚痴だ…。ただこれちょっと他の異世界転生と違う。先輩転生が後輩召喚連中に異世界アドバンテージとられまいと右往左往するのが笑ってしまう。ただ魔族ってのが分からないな。この人普通に王国の貴族だけど。その関係がまだ具体的に良く分からないから希少価値に対する暴落懸念程度にしか見えない。しかもこの人転生のさいのプラスがよく分からないし。大きく違うってのは計算違いがいろいろおきてその対処にずっと終われてて、それがコメディみたいになってる。そういう意味では大筋は今風なのかも。数話見たけどライトな作風。とりあえず保留。


 このすばみたいな作品もあるから強烈な個性って絶対必要ではないけど、何か数々の異世界転生を見るともどかしい天井の様なものを感じる。そもそも私ゼロ年代以降の流行の作品の大半高く評価してない。SAOが一番その可能性あったけど、肝心の感情移入の部分が冷めてみてたからな…。ただそれでも一目見てこれはと思う作品はきちんとある。個性が無いとは言えないんだ。うんざりするほど頑張ってその作品独自の物を作ってるし、それがきちんと感じ取れる。ただどれを見ても何か違うんだよな。



 もやもやします。どうやって終れば良いんだろうか?それがよく分からない。結局強制終了みたいな終わり方しかないのかな?と。終らないといけない理由は目的が無いからです。今gdgd気分味わっています。やってる事や書く内容がループしだしたなと。早くそれが顕在化するまえに終らないと。週末はもう強制終了のように決まっていますが、いつにするか?と。自分のやってる事を強制的に打ち切るのが自分になります。出来たら綺麗に閉めたい。それがよく分からないのがもやもやです。前回はこっちがあったので楽でした。実際はランキングの調査以外に漫画物語と一般小説の違いみたいのを直接小説を読む事によって話していくって前の活動の続編がきちんと出来ています。ただそれももう語りつくしたなと思っています。それに途中から調査の方が面白くてそっち薄くなったのもあります。何故終らなくてはいけないか?が多分読んでる人に伝わらないだろうなと。それが一番のもやもやですかね。綺麗に閉めたらそれが伝わるなと思うからです。蛇足ですからね。多分数日中に強制終了します。


 少し分かりました。私は一体何故抜けたと感じれる作品が無いか?を考えています。一番の理由は感情です。それは多分無理です。私はリアリズムのしっかりした作品がすきなんですよ。現代ドラマとかの方が楽しめるんですよね。ただ人間ドラマのようなものを見る媒体として小説嫌いなのが大きいです。ただ私は感情移入にそれほど頼らなくても刺激されます。そこが弱いんですよね。だから私はディープなオタク心理とかさっぱり分かりませんよ。それでも大体量はずれてるが質自体は共通してるんですよ。要するに私って鋭敏じゃないから中々見つけにくいんですよ。それを理性の補助によって補ってる感じです。感情的にはあんまり変わらないけど、何か理性的にすきっとした刺激だと感じる作品です。様々な作品見すぎて何か感情せも磨耗しています。これもさっさと辞めたいってのに寄与しています。


 後はエゴイステックな部分ですが、ROMに戻った時今ほどの刺激がカクヨムにあるのか?です。だから私は自分の体験から、私は読書だけに刺激を受け手楽しんでるわけじゃないので、そういうものは面白さとして使えると書いています。


「剣の紋章」

 転生でも召喚でもなくゲート系ですね。この作りだと全然違います。今の異世界転生がまるで過去の異世界召喚作品などと違います。これを今の異世界転生の範囲で見るのは無理。古典ファンタジーの亜種になってしまう。結局これが問題なんですよね。今の粗製乱造から外れようとして懐古的な作品に偶然なってしまう事です。グリムガルはかろうじてモンスター狩りというゲームっぽい部分ともやもやした設定のおかげで保ってますけど。リアリズムをしっかりさせて今の作品に対する捻りを加えると宙返りするように元戻ってしまったような作品が生まれる事もあります。しかも意図的に意識してるケースもあるでしょうね。とりあえず保留ですね。



 本当にどうすれば私の感情は抜けたと言ってくれるのか?分からないです。何作も見てるとどれもこれもつまらんって倦怠感と嫌悪感に満たされてしまいます。それもこの活動やめたい理由です。そこそこ面白い者をみてるわけじゃないからです。良い意味で私の予想を裏切るような抜けた作品を期待してるからです。一体どこに優れた作品が埋もれてるんだ??結局2chに騙された事による感情的なもやもやがずっと続いています。


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