らしゅえっと

星鹿灯流

あいさつのような注意

あいさつのような注意

 何がどうなってコノハズクが言葉を解し文字表現することができるのか、その説明はこの際ナシにしようと思う。大事なのは経緯じゃない。結果さえ見せればそれは経緯に関係なく相手に事実として伝わるだろう。

 私、星鹿灯流がコノハズクであり、同時にこうして文章を作っている以上、これは事実として読者には理解してもらわなければならないからだ。


 さて、こんな碌でもない、かといって五でも四でも一でもない文章に目を通してくれている読者の方の中には、ひょっとしたらとても狂った病みつきになる話が私の端末から語られるんじゃないかと思っている方もいるかもしれないけれど、残念、ここにそんな面白いものはない。

 私は作家を目指していない。だから精進もしないし、向上心もない。ただ表現については必要に駆られて練習している。それだけ。

 そんな私が面白い話を作り出せるわけもなく、そういう素晴らしいものが読みたい人は申し訳ないがバックして他の小説を読みに行ってあげて欲しい。ついでにレビューも書いてあげて欲しい。


 私がここ、この作品の中で望むのは、同調や反論、新たな問題の提示、そして考察と現実の行動へのフィードバックだけ。

 嘘、冗談。

 基本的には「へー」とか思いながら流し読みでいい。だってこれは小説じゃないんだもの。読む価値のあるものなら他所にある。これを読む人は一風変わった人という認識で私は話を進めるよ。


 と、ここまでこれの文章の大まかな部分。次から本当のあいさつ。



 ほかの小説読んでりゃいいのに

 シュミ悪いな君たち

 かってに期待するのは止めないけど

 ひとつ言っておくことがある

 理解できると思うなかれ

 ユメを見られると思うなかれ

 うちの水は無味無臭だ


 縦につなげて星鹿灯流。なんちゃって。


 散文文集考察録。

 それにも満たない「らしゅえっと」。

 ジャンルがエッセイ? なんでだよ。

 それしかなかったんだよ仕方ない。

 小説読みたきゃ戻ってくれ。

 私の兄弟たちが面白い小説を書いてるからさ。



 それでも読みたいなら……そうだなあ。

 せめてそんな人だけでも喜ばせられるように、多少は頑張って面白い文章を書くようにするよ。鬼が怖いことだし。

 大体はどうでもいいこと考えるだけになりそうだけど。

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