ごくありふれたVRMMOのおはなし。

何か。

第一話 ログイン

 2016年、世界初のVRゲーム機が発売された。その衝撃は瞬く間に世界を駆け巡り、下火だったゲーム業界を盛り上げるものとなった。

その後、数々のゲーム会社がVRゲームの開発に尽力し、3D酔いなどの問題点も解消され、ゲーム人口は国内だけでも8000万人を超えた。

 そんな、少し先の未来のおはなし。



 『OβTオープン・ベータ・テスト実施中!!』

特になんて事のない広告だけど何故か目に止まった

大学生の春休みは暇すぎる

サークルに入ったり、バイトしたりしてれば別なんだろうけど、生憎そんなリア充でもない

友達はいるけど、わざわざ休みに会うのもめんどくさい

結局家でゴロゴロゲームをするわけだけど、いい加減今やってるゲームも飽きてきたし、新しいゲーム始めてみるか……


 広告バナーをクリックし、公式サイトへ飛ぶ。

『ず~っと遊べるVRMMORPG、カレイドスコープ・オンライン!』といった派手な文字と可愛い女の子のイラストが画面上に映し出される。

どうせ無料だし、飽きたらやめればいいや

迷わずダウンロードボタンを押した。

ダウンロード中に職業決めとこう

職業紹介のページへ飛ぶと、「ウォーリア」、「ナイト」、「マジシャン」、「プリースト」などの定番の職業から「サムライ」、「ファーマシスト  調薬師  」など、ちょっと珍しい職業まで、たくさん並んでいる。

見ると、ゲーム内である程度自由に転職できるようだ。

最初はやっぱり定番のウォーリアにしようかな、大体のゲームで安定して強いし

と、職業を決めたところでちょうどダウンロードが終了した。インストーラーを起動し、しばらくするとゲームが起動する。


 VRゲーム機を装着すると、目の前には現実と遜色ないほどリアルな世界が広がった。キャラクター選択の画面が表示されるが、もちろんキャラがいるはずもなく、キャラ作成ボタンをタッチする。

アバターにはあまりこだわりがなく、無難なアバターに仕上げた。

キャラ名は、本名である木下 京介きのした きょうすけからもじった、「キキョウ」を入力した。

単純な発想だが気に入ってるので他のゲームでも同じキャラ名を使っている。

他プレイヤーとの重複もなく、無事にキャラ作成が完了した。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 あとがき


はじめまして、何か。と申します。

暇つぶしに小説を書いてみました。行き当たりばったりで書いていますので、今後の展開は作者も知りません(殴

そもそも続きを書くかすら分からないレベルですが、続きを読んでみたいという物好きな方がいたら書く気になれる気がします。


今回は導入なので説明ばっかになって地味で読みづらくてつまらないですが一応ラブコメっぽくしてみたいので少しはマシになるかと思います。多分。きっと。おそらく。


 次回、第二話 タイトル未定 更新日時未定 内容未定です!

もし書いたら読んでください。では。


…ところでここにあとがき書いてよかったんですかね…?






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