第30話「どきどきクローゼット」


うわ、懐かしい…と自分でも思うほど懐かしい。

このゲーム、パソコン初心者だった時に300円くらいで購入したゲーム(笑)

ホント笑えるくらいくだらないけど、それでもなんか心に残って全クリしたゲームだったのをよく覚えている。職場の先輩に貸したこともあり、バカにされるのかと思いきや、結構高評価だったのは今でも謎である(笑)





ストーリはこんな感じ。

期末テストも終わり、主人公は夏休みまでの間の残りの授業をこなすだけの退屈な日々を過ごしていた。そんなある日、突如頭上にあらわれたクローゼットの中から落ちてきた女の子。彼女は「みぃす」と名乗り、精霊界エクスクーロゼから人間の世界に「しゅぎょう」に来たのだと言う。その「しゅぎょう」とは、色々なお洋服にお着替えして、みんなのお手伝いをすることらしいのだが…?




みぃすの修行とはつまりコスプレである。毎回三択で好きなコスプレを一つ選び、そのコスプレのままHをするというゲーム。コスプレの種類が豊富だが、Hシーンは極めて普通であり、特殊な体位はない。コスプレさせると、みぃすは何故か興奮してきてHをねだってくるという意味不明な展開に…。まあ、最初の時点でツッコミ所満載のごご都合主義ゲームだから細かいことには目を瞑ろう。




個人的にこのゲームの一番ダメな部分はキャラの顔変化がないことだ。普通、キャラクターは照れたり笑ったりするとグラフィックが照れ顔、笑顔などに変わるよ。差分のキャラグラフィックがあるはずだが、それがないのだ。でもよく見るとある部分が変わっている。それはどこかというと、なんと、メッセージウインドウの左側にある顔アイコンだけが変化するのだ。これはかなりの手抜き仕事である。予算がなかったのかなぁ…。




みぃす以外にもツンツンだけど本当はエロい委員長だの、男装している女の子だの色々出てくるぞ。男装している男の子は結構好きで真っ先に攻略したことがあったな。




今では激安値でPCゲームのジャンクコーナーにでもあるのかもしれない。

自爆臭がもう絵から漂っているので、クソゲーやりてーという人以外にはオススメしません。こういうゲームは真面目に考えず、ああこういう感じなんだねというを楽しんだ者が勝ち。尊師もこう仰っていた。「考えるな、感じろ!」





ブランド  pianissimo

発売日  2003-12-26

18禁等 18禁

中古で300円ぐらいorそれ以下。



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