#10エンディング
#10旅の一座、出発の準備をしている。
音声:「荷物を放る音」
ベンジャミン「帰ってきたの、エフィメラ。いくらお姫様と一緒だったと言ったって、心配したわよ」
エフィメラ「ふふ、平気よ」
ベンジャミン「なにかあったの? うれしそうね」
エフィメラ「ねえ、王様はいまでも昔の恋人を愛しているっていったわ。愛している、と(夜空の月を見上げる)」
ベンジャミン「へええ、そういえば……今夜はいい月夜だ」
エフィメラ「うん……あたしはもう、大丈夫よ。この国を去っても、あの人たちが幸せなのなら。あの人の愛が過去になってしまわないのなら……生き続けてくれるなら」
ベンジャミン「エフィメラがそう言うんなら、そうなんでしょ!」
「うん!(微笑んで)」
END
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