第27話 今のぼくの未来観
本音をいうと、ビッグデータ監視をしている影の政府は情け容赦なく遺伝情報を流用していると考えているよ。
まあ、ぼくは精神病で、過去に情報機関に襲われたと信じているくらいだからあんまりあてにならないかもしれないけど、
精神病患者としては個人情報が流出しているのは現代社会では常識。
例え、国立遺伝研が認証していても、遺伝情報の流用はありえると考えている。
つまり、この会社以外のIT企業が当然のようにダークウェブでは情報をやりとりしていると考えているよ。
個人情報保護法など、ビッグデータ監視の前では無意味。ただのザル法だよ。影の政府が表に出る時、何が起こるか不安だよ。
究極の個人情報は、ゲノム情報。国立ではまだ3000人しか調べてないことになってて、
民間では52万人が調べられている。巨大な陰謀が動いているのは確実だよ。映画「スノーデン」は見た方がいいよ。
ぼくは、ゲノムビッグデータからの優生学にそれほど反対ではない。
ただし、その結果子孫を残せる人類は、現在、影の政府にいる連中を含めて、誰もいないかもしれない。
まだぼくも考慮中だよ。ビッグデータ監視と優生学に関してはね。
選択によってはSFのようなディストピアに本当に向かうかもしれないが、ぼくはディストピアにそれほど反対ではない。
身体能力も知能も、すぐに人工知能に抜かれる。その後の未来は予測不可能だよ。
まだ流動的だ。ぼくとしては、人類が技術的特異点後に生き残るにはそれまでにより多くの遺伝学の研究が進むべきだと考えている。
人工知能が人類を飼育できないと、人類は滅亡する。
そして、どちらにせよ、未来の人類は人工知能に飼育されるさ。
うーん。ぼくは、天然物の人類と人工物の人類に別れると考えている。
天然物の人類はおそらく楽園で暮らすさ。
人工物の人類は宇宙征服に向かうだろうね。激しくSF。
まあ、相手が常識外れなぼくで申し訳ない。もうちょっと普通の認識した人にも相談してもらいたい。
ぼくは、日本政府は、決してアメリカに一方的には負けていないと考えているし、
それには日本の民間遺伝子会社に情報を渡しても大丈夫だと考えている。
宇宙征服するのは、紫外線に耐えられる環境の人類起源の何かさ。宇宙にはまだまだ驚異的な連中(宇宙人)はいるだろうし
ひと世代でヒトゲノムは50個くらい突然変異するらしい。ヒトという概念が何かは問題だ。
ただ、恐れるのは影の政府が、少人数で世界を征服できるタイミングがやってくるであろうことだね。これには要注意さ。
うん。みんなが気にしているのはそれだよね。民主主義にのっとらず、平等思想に反して、世界征服されてしまう。
だが、征服された旧人類がどうなるかというと、虐殺されることはないと思うんだよ。
別に誰も虐殺しても得しないからね。世界人口は200億人を軽く地球は養えるらしいからね。
支配されても、労働がロボット化するんだから、奴隷になることはない。
全自動顔認証マシンガンが完成しているんだよ。その気になったら、気に入らないやつを皆殺しにできる力がアメリカどころかロシアにだってある。誰かが遊び半分で第三次世界大戦を始めるかもしれないが、チキンホークが嫌われ、プログラマーにチキンホークの個人情報がすぐわかってしまうため、おそらく、第三次世界大戦は娯楽的に行われるだろうと楽観視している。
ただ、ぼくは自分の子孫を繁栄させて勝たせたいという気持ちがあまりないので、
旧来の常識で考える人は、ゲノムの継承にもっと慎重かもしれない。その辺はみんなに意見聞きたい。
天然物の人類の保存でそれはなされると考えている。天然物の人類を保存する準備が整ってから、第三次世界大戦を起こしてもらいたい。
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