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「ふむ、ハッピーエンド、じゃの」
遊ちゃんは銀路達が向けてくれる笑顔に目を細める。
ゲーム画面へ向ける彼ら彼女らの笑顔は、他ならぬ己に向けられたものなのだ。
銀路達は、時を忘れて遊ちゃん《ゲーム》に興じる。
心から、楽しんでくれている。
遊ちゃんは己を楽しむ子供達へ、慈愛に満ちた目を向けていた。
今はその声は届かないけれど、この未来を勝ち取った一人の少年の成長を称えて告げる。
「不思議な運命の巡り合わせに感謝して、きらめく三人の時をすごしていくがよいぞ」
こうして、銀路がプレイした『げえむ』は、真のエンディングを迎えた。
TO BE CONTINUED IN NEXT DAY THAT WILL BE RADIANT FUTURE OF SILVER ROAD!
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