第66話回想14

山と言う存在は余りにも大きな存在な上に山に木々が生い茂る事により冗談抜きで自分と言う存在の現在位置が理解できなくする


だからこそ、やはり山と言う存在は素人の人間が来るべき場所では無いんだと改めて実感をする事が出来たのだ・・はあ本当に俺は遭難をしてしまったんだなあ


此れからの俺自身此の森の中で遭難をして野垂れ死ぬと言う事は先ず無いだろうが・・だが熊や猪に食われて死ぬと言う事は充分に有り得る事なんだよな、だからこそ俺は今寝る事はしているが何時でも起きる準備で居るのだ


それ程俺は只森の中で転寝でいるのだ、そう何しろもう外は真っ黒に成っており夜行性動物が我が物顔で此の寝床で有るテント近辺で通っているのである


そうそれ程此の森の中は動物たちが居たのだ、だからこそ先程熊にしろ途中で見かけた鹿類も平然と此の森の中に入るのだ


だが本当に此処から俺は無事に着た道を戻る事が出来るんだろうか?否戻らなければ一生此の世界に閉じ込められていると言う何とも救い様の無い展開が待ち受けているだろう


だからこそ俺は別の勇敢又は命知らずな転生者ならするであろう、深夜に森の道を歩くと言う危険な行動を取らずに只夜明けと言う現象が起こるまで俺は此のテントの中で身を縮めていたのだ。


だが人間の体感時間では中々夜が開けると言う事は出来ないでいるのだ、だからこそ俺は「漫画を始めとした娯楽商品を召喚をする」と言う久々に転生能力を使ったのである


だからこそ俺は漫画本を読んでいるんだ、そうやはり人間は暇と言う現象に陥ると精神が不安定化をする物だと俺は実感できているのだ


だからこそ俺は暇に成らない様に娯楽の本や漫画、写真集を次々と召喚をして読み耽っているのだ


そして俺は先程に暇潰しを長い間した事によりとうとう空に大要が出て来たのである・・季節がもし夏で有るのならば大体今は午前5時くらいに成るんだろうな


そう俺は今の季節が何時なのかすら判別する事が残念ながら出来ないで居るのだ、そして俺は一旦仮眠をする事にしたのだ


そして俺が起きたら其れが少し日没に近い方に傾いているのだ・・まあ仮に今の季節が夏ならばあの太陽の傾き具合から察するに時間的に言えば「午後2時から3時」だろう


だから俺は10時間以上も寝たと言う事に成るのかも知れないな、此れじゃあ仮眠じゃなくて爆睡に非常に近いな、だが体は何処も怪我をしていないからまあ良いか


そう冗談抜きに寝ている場所が森の中だからテントの中に入らなくてもテントを壊して人間を襲うと言う可能性すらあるのだ


そう相手は熊なのだ、だからこそ熊の知能ならばテントを壊してパニック状態に陥っている人間の捕食と言う行為をしても別段可笑しくは無いと俺は思うのだよ


そして俺は又辺りの散策をしている・・そう今俺が居住をしているテントは寝床兼拠点として機能をしているのだ


だからこそ俺はテントを二つ召喚をして一つは寝床用に使い・・もう一つは食料庫として機能をさせたりしているのだ


そして俺は辺りを見渡して進んでいると人間の声が微かに聞こえたのだ、だからこそ俺は無心で人の声を掛けている方向に進んで居たら・・如何やら声をしていた人間共は山賊の格好をしていたのだ


そうか此処等辺近辺には山賊共の根城が存在して居ると言う事か、だからこそ俺は山賊を倒すか・・其れとも山賊を¥に関わらないルートを歩くかで悩んでいたのだ


そう下手に関わると根城に居る全員の山賊と対峙をしなければ成らないから、だからこそ俺は如何するかを迷っているのだ。


だが俺も元英雄で英雄の端くれだ、だからこそ俺は山賊の潰滅化をする事にしたの

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