瞬く間に瞬いた

あさままさA

腹減り過ぎると、逆に食べなくても平気になるよね

「願い事を三つまで叶えてやろう」


 神が現れ、言った。


「願い事を増やす的な事でもいいのか?」

「勿論」

「じゃあ、百個にしてくれ」

「ほれ」


 神は杖を掲げた。


「おい! 俺の中で途方もない欲求が生まれたぞ」

「そりゃ百個じゃからな」

「叶える数を増やすべきだった! なら、これを全部叶えろ!」

「三つまでと言ったぞい」

「じゃあ一旦、願い事を全部消せ」

「ほれ」


 神は杖を振った。


「で、あと一回はどうする?」

「特に思いつかないな」

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