第26話 トランプゲームのアプリを作っています

 ここ最近はオリジナルのトランプゲームを思いついたので、そのアプリを作っています。ゲーム名は「Pair Elements(ペアエレメンツ)」です。

 カードはジョーカーを除く52枚を使います。2人で行うゲームですが、対戦相手はコンピューターを想定していますので、実際は1人ゲームです。

 遊び方は、まずシャッフルして2人にカードを分けます。26枚ずつになります。それで、カードを2枚選んで同時に場の上に出します。出したカードの得点が多い方が勝ちになりますが、得点の計算方法とスート(♠♥♦♣のマーク)による勝敗ルールが存在します。

 まず、得点の計算方法ですが、基本的に出した2枚のカードの合計が得点になります。しかし、2枚が同じスートのカードの場合は合計した数値の2倍が得点になります。そして片方がAの場合は、もう1枚のカードの数値を2倍した数値が得点になります。更に、片方がAでもう1枚が同じスートの場合は、Aでない方のカードの4倍の数値が得点になります。

 ちなみに、Jは11点、Qは12点、Kは13点で計算します。例えば、♠Aと♠Kを出した場合は、13×4=52点になります。♠Aと♥Kなら13×2=26点です。

 このルールだったら、同じスートのカードでペアを作るのが高得点を得られる秘訣だと誰にでも分かるでしょう。しかし、ここでスートによる勝敗ルールが出てきます。そのルールとは、♠>♥>♦>♣>♠という力関係です。つまり、♠は♥に勝って♣に負けるということです。♦とは力関係は存在しませんので、カードの数値勝負になります。例えば、自分が♠2と♠3を出したとして、相手が♥Aと♥Kを出したとします。数値的には相手は13×4=52点で自分は(2+3)×2=10点です。しかし、スートによる力関係により、10点でも自分の勝ちになります。これは、2人ともが同じスートのカードを出したときに適用され、片方が♥Aと♦Kのように違うスートを出したときは適用されません。

 後、もう一つ得点の計算方法として、同じランク(数字)のカードを出した場合は3倍の数値が得点になります。例えば、♠7と♣7なら7×3=21点になります。

 アプリでは、勝負に勝った場合は、相手のカード得点と自分のカード得点を合計したものを点数として得られて、13回の勝負で獲得した総得点により勝ち負けを決めるというルールにしようと思っています。しかし、人間同士でやる場合は、点数の計算が面倒なので獲得したカードの枚数で勝敗を決めた方がいいのかもしれません。

 こんなルールのトランプゲームですが、調べた限りこのようなルールのゲームはありませんでしたので、私オリジナルのトランプゲームということで、よろしいでしょうか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る