「テレーゼ」

煩先生

 

君の歯形に

想いは綻び

前歯を重ね

胸が熱する


五線を跨ぐ

温和な夜に

鼻歌以外は

全て余計だ


空の下こそ

君の傍だと

古い哀詩が

静かに囁く


浪漫が癒し

救える儘に

少し眠ろう

巡り逢う為

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

「テレーゼ」 煩先生 @wazurai

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ