第3話 皇女の新生活は最初から頓挫気味

―ティアマハ―


 最初の自己紹介以降、特に波乱はなく、学園最初の一日はつつがなく終了した。今日であった人物を、自分なりに分析してみる。これから、この学園で最も交流することになるクラスメイト達だ。

 シャオ・フィンメルは見た目とは裏腹に、というのも失礼な話だが、実に穏やかな性格で、意外にも冗談も好きなようで、笑うと非常にキュートだということが分かった。席も隣で喋ることが多く、たった一日でもかなり親しくなれたのではないかと思う。しばらくの間は、彼女に頼ることになりそうだ。仲良くなっておいて損はない。

が、仲良くなりすぎてもいけない。こちらには使命もある。情報の流出には注意を払わなくてはならない。

 それにやはり、彼女は油断ならない。穏やかにしながらも、彼女には隙がない。あの無礼な男を一瞬で組み伏せた格闘術は見事というほかなかった。無駄をすべてそぎ落としたような洗練された動きは、その道の達人や熟練の兵士を彷彿とさせる。え、この人訓練の必要ある? と疑問が浮かぶほどだ。もしかしたら、この学園に潜入している工作員の一人かもしれない。両国の人間が入り乱れるこの島は当たり前のように工作員がいる。二国間の和平と共存を目指した島で工作員が情報戦を仕掛けているというのも皮肉な話だが事実だからだ。

 高峰夕映は面倒見がよく、皆のお母さん的な役割を担っているようだ。また端々に見せる仕草・所作には品があった。王国の貴族の出ではないかとあたりをつけている。貴族のお嬢様が入学していても別段不思議なことではない。私もいるくらいだ。

 不思議なのは、彼女の年齢だ。二十七歳は、学園に通う年齢にしては珍しい。もちろん不可能なことではない。学園は健康で体力のある人間なら誰でも入学試験を受けられる。何か事情があり入学しているのだろうとは思うが、その事情がなんなのか、今は流石に聞けなかった。いずれ聞ける日が来るのだろうか。私がここで使命を果たすには、それが可能なほど周りに信用されることが必須だ。

 セシエタ・アルベスタは見た目通りの子ども、では当然なかった。休憩時間中には同年代の子どもとなんら変わらないが、いざ講義や研修となると、その場にいた誰よりも鋭い洞察力と深い思考力を見せていた。

 私はこれまであらゆる本や論文を読み漁ってきた。当然、自分の汚名を返上するためだ。そんじょそこらの博士や研究者などに負けないほど知識を取り込み、自分の物にしてきた自負があった。それが、今日簡単に打ち砕かれた気分だ。同時に、彼が子どもながら高等部にいる理由も理解できた。天才、そう呼んで差支えない逸材だ。

 末永命は、時折奇妙な発言をすることと、桁外れな美形だということを除けば、いたって普通の青年だった。たわいない会話で笑ったり驚いたり、テキストの問題で悩んだり悔しがったりしている。ただ、その普通を本当に愛おしく感じているような節がある。今の自分の今の生活がいかに大切で儚いもので、ともすれば簡単に失われる類であることを理解しているような、そんな感じだ。

 そんな彼の気になるところが一点ある。彼のファミリーネームである末永に、聞き覚えがあった。同じファミリーネームなどいくらでもあるだろうから、偶然の一致であることも大いにあり得る。しかしながらそれを確認する勇気は、夕映の時とはまた違った意味でない。仮に真実であれば、本人は聞かれたくないことのはず。ただ、警戒に値する、ということだけは判明した。

 最後に、あの男、諏訪明鷹だ。はっきり言って、印象は良くない。

 ただ、通常あれくらいの詮索はあってしかるべきだと、今になって思う。人質学園にわざわざ皇女が来たのだ、何らかの理由、使命があって当然だと考えるだろう。そこに思い至れば、彼の言動は納得できるものがある。あくまで納得できるだけで、私の感情はまた別物だ。シャオたちの目があるからか朝以降はおとなしかったものの、ずっと私の方を観察している。実験動物を観察する研究者のような、もしくは嫁の家事の出来を見張る姑の様な目でだ。居心地悪いったらない。

 だが、その程度でへこたれる私ではない。どれだけそういう目で見られてきたと思っているのだ。パーティー会場ではあれが噂の、と値踏みされ、城内では使用人にすら陰口を叩かれ続けてきたのだ。結局のところ視線など私の皮膚を傷つけることすらできない紫外線よりも弱々しいものだし、陰口など空気を震わせるただの雑音だ。だから今回も、素知らぬ風を装い完全に無視しておくに限る。何の反応も見せなければ、その内諦めるだろう。たかが一般人とは視線にさらされてきた経験と面の厚さが違うのだ。

「じゃ、今日はこれでおしまい。また明日な」

 ガドが日誌で肩を叩きながら言った。ふう、と大きく息を吐く。

「どうでした? 学園一日目は」

 隣のシャオが尋ねてきた。

「そうですね・・・」

 正直な点数をつけるとすれば、五十点、と言ったところだろう。科学技術に関する授業は、やはり私の持つ知識の範疇から出る物はなく、少々退屈ですらあった。

 逆に、魔法に関する授業においては非常に興味をそそられた。ただそれを学ぶにつれ、興味は徐々に失望へと転じていった。本日の講義は私に会わせて、魔法の基礎学、歴史を学ぶことに相成ったのだが、その授業で突きつけられた事実は、魔法を使うには条件を満たさなければならない、というものだった。ある種の才能がなければ、魔法を使用することはできないというのだ。

 魔法も科学も根っこは同じだ。エネルギーと動力とを上手い具合に混ぜ合わせて欲しいものを抽出する。ただ過程が少し違う。科学は薬品同士の反応であったり、熱による融解であったり外部からの刺激によって行われるのに対し、魔法は物質を形作り物質を物質たらしめる『欠片』を組み替えることで、直接別の物質に変化させる。その組み替える、という方法が、帝国出身の私では不可能だということが分かった。

「たくさんの公式や数字、文字が物質にはあって、それを並び替えると違う物質になる」

 王国出身である夕映にコツを尋ねると、難しいかもしれないけど、と前置きされて教えてもらったのがこれだ。

「そんなもの、見えないんですけど」

「だよねえ。うん。帝国の人はみんな見えないらしいの」

 夕映や命には当たり前のように見えるそれが、私にはさっぱり見えない。この『欠片』を見る能力がない。遺伝性の要因が大きいのかも、とはセシエタの弁。

「まだご先祖様たちが一緒に暮らしてた時に、両国の間で生まれた子どもは魔法が使えたらしいよ。でも、二百年も経っちゃったら血も薄まるし、仮に受け継いでたとしても、教える人がいないんじゃ、廃れちゃうのはしかたないよ」

「では、私が魔法を使えることはない、と」

「可能性は零じゃない。過去の文献だと、長年王国で捕虜となっていた帝国兵が、ある日突然才能に目覚めたケースがあるよ。これが長年の食生活、王国で育った食べ物を食べていたからか、その空気を吸っていたからか、何が要因かはわからないけど」

「ちなみに、その人はどれくらい王国にいたんですか?」

「ん、確か二十年くらい?」

 待てるか。思わずそう叫びそうになったのはここだけの秘密だ。かくして、私のひそかな計画は早くも暗礁に乗り上げた。

 以上が、本日のカリキュラムだ。私の最後の頼みの綱である二つの技術を掛け合わせた製品の講義、実験は行われなかった。だがこの分だと、その内容も期待できないかもしれない。

 失望をおくびにも出さず、シャオには「少し緊張してましたし、今はまだなんとも」と無難に答えた。

「緊張なんか必要ないない。このクラスは基本ゆるいから、もっと気楽でいいわよ」

 じゃ、帰ろっか、と夕映が促す。

「そういえばティアちゃんって、荷物とかどうしたの?」

「荷物、ですか?」

「だって今日越してきたばっかりなんでしょ? 着替えとか、大丈夫なの?」

「ああ」

 そういうことか。

「大丈夫のはずです。学園長が、授業中に荷物をすべて運びこんでいただけるよう手はずを整えておいてくれましたから」

 そういうと、夕映とシャオの顔が怪訝なものになった。

「? どうしました?」

「いや、大丈夫なの?」

「大丈夫って、何がですか?」

「いやさ、皇女様の引っ越しなんだからさ」

 そう言って夕映はオーバーなほど両手を広げて

「四tトラック数台分の着替えとかあるんじゃないの? 天蓋付きのキングサイズベッドじゃないと寝れないとか。うちの寮に入るのかな、なんて」

 これは、暗に馬鹿にされているのだろうか? 喧嘩を売られているのだろうか?

「私が持ち込んだのは、日用品や衣服などの最低限の身の回りのものと、PCや携帯などの機器と、後は本や資料くらいです」

 とにかく、特別なものは一切持ちこんでいないと断言した。それを聞いた二人が若干不満そうなのはなぜだろうか。イメージと違うってなんだ。

 そうした談笑を交えながら、私はこれから住むことになる寮へと向かった。向かっている、はずだった。

「あの」

 さすがに我慢できなくなって、私は立ち止まり、声を上げた。

「どうしました?」

「私たちって、寮に向かっているんですよね?」

 学園パンフレットで見た立派な寮を行き過ぎて数百メートル。入口は回り込まなければならないのかと思っていたが、その寮が視界から消えるほど回り込むってどういうことだ。それを聞いたシャオと夕映は、互いに顔を見合わせ、首をひねった。

「そうだけど、どうかした?」

「どうかしたも何も、寮、行き過ぎてません?」

 来た方向を指差す。二人はきょとんと、自分たちこそが狐につままれたような顔をした。

「え、聞いてない? ティアちゃんは、うちらと同じ寮に住むのよ?」

「ですから、その寮はあっちにあった白い三階建、二棟連なりの建物じゃないんですか?」

「違います。あれは王国側の生徒が住む寮です。ちなみに東棟が男子、西側が女子、一階が一年、二階が二年、三階が三年です」

「なるほど、私は帝国の人間だから、また別の棟という訳ですか」

「それも違う。帝国の生徒の寮はその奥にあるから」

 意味が分からない。さっぱり意味が分からない。では私は、私たちは一体どこに向かっているというのか。

「ん~、これは聞いてないっぽいわね」

「ですね」

 二人が神妙な顔で頷く。なんだ、いったいどうしたというのだ。


「はい、こちらが、私たちがお世話になっている寮でぇすっ!」

 務めて明るい声で、ババン! と紹介する夕映。その前で、私は硬直していた。

なるほど、いくら双方の国の貴族筋を住まわせるとはいっても、しょせん学生寮だ。そんな大した物は想像はしていなかった。ルームシェア、共同トイレに共同風呂程度は予想していた。ただ、目の前の情景が私の想像を超えていただけだ。

 日が傾き、真っ赤な西日がそれを照らす。普段なら白いであろうそのひび割れの多い外壁は、夕焼けで血のように真っ赤に染まる。真っ黒な屋根にカラスが数羽、甲高い声で鳴きながら迎えてくれた。

 何かが起きそうでならないいわくつきの館だった。無神論者である私ですら『TATARI』を信じてしまいそうになる。

「え、と」

 ものすごく言いにくそうに、シャオが口を開いた。

「ご存じのとおり、私たちは国の垣根を越えて、ともに学び、ともに生活しています。ただ、それを他の人たちは快く思ってないみたいで」

「嫌われてハブられてんのよ。スパイとか裏切り者とか言われてさ。同じ寮で暮らしてほしくないってNG出たの。一時は退学まで検討されたのよ。すったもんだの末、押し込められたのがボロっちい館だったってわけ」

 だから、昼休みとかも食堂やらなんやら、他の学生が使うところは使用できないの、と夕映が言った。

 そういうことなら、なぜ私たちだけクラスが隔離されているのかの説明がつく。他の生徒と彼女たち両方の安全を守る術なのだろう。もし同じクラスになれば最悪、不安に駆られた生徒が暴動を起こし、彼らを害するかもしれない。この世界で唯一、二つの種族が一緒に暮らしている島が、最も差別意識が高いとは思わなかった。それはともかく

「これ、大丈夫なんですか?」

 見た感じ、人が住めるようには見えない。主に耐久性とか耐震性とかの問題で。だから私の荷物のことで心配したのか。

「大丈夫よぉ。今だって五人住んでるんだし」

 あの建物に、五人。私の脳内では、崩したら負けになる積み木のオモチャが浮かんだ。これに私を加えていいのだろうか。

 女子は二階だから、と案内され、入ってすぐの階段を一緒に上る。案の定、人を不安にする不協和音を奏でる階段。侵入者対策に丁度いい、よく軋む廊下。

「ティアちゃんの部屋はその突き当り。角部屋で日当たり良好だよ」

 どうも、と返事をして、恐る恐るドアを開ける。

 ふわっ、と、中から古い木材の匂いと一緒に空気が流れ出てくる。部屋は東と南側に窓があり、確かに日当たりが良い。

入ってすぐ右手に簡素なベッド。左手に私が唯一持ち込んだ書籍を収めた本棚があった。何とかこのボロ屋、いや、寮に入ったらしい。

 荷物をそろそろっと床に置く。室内の床は特に軋む音は立てなかった。大丈夫そうなのを確認して、靴を脱ぎ捨て、ぼふっとベッドに座り込む。

 これからどうするか。目を瞑って思案する。

 自分が求めていたものは、ここにはなかった。正しくは、自分が使えるものではなかった。自分が使えないのであれば、無いのと同じだ。

 ならば次は、使命である唯一品の捜索だ。これも難しい。すでに普通の学科からは引き離されている。会えるのは先生を合わせて今日の五名のみ。しかも一人はこちらを疑惑の目で見ている。うかつなことをすれば彼から告発され、ここにいられなくなるだろう。

「ええい!」

 うだうだしていても仕方ない。声を出して気合を入れ直す。私は帝国第一皇女ティアマハ・レグルスだ。この身には広大な宇宙を渡ってきた始祖様たちの勇気が血とともに流れている。未知を恐れて前進はない。行動しなければ結果はない。負けるものか、退くものか、絶対戦果を挙げて凱旋してやる。力は使えずとも、私には私の戦い方があることを証明してやる。

 まずは情報収集だ。貰ったパンフレットをベッドの上に広げ、蛍光マーカー片手に胡坐をかく。皇族として決して褒められた格好ではないが、どうせここには私しかいない。膝の上に肘をつき、マップとにらめっこする。まず攻める場所は図書館、だろうか。帝国の私では、おそらく王国の資料閲覧に制限がかかるだろう。

「夕映さんたちに、頼むか」

 今日知り合ったばかりの彼女たちならば、何ら問題なく閲覧できるだろう。だが、いきなりそんなことを頼むと、変に勘繰られないだろうか? どうしてそんなことを調べているの? 何のために調べているの? 一体、目的は何なの? 質問攻めが目に浮かぶようだ。せっかく仲良くなったのに、もったいない。

 もう少し時間をかけるべきだ、と判断する。では、自分一人で出来ることは何か。

「先に攻めるべきは、ここ、かな?」

 マーカーで印を入れた場所は、職員室だ。ガドは言った。心労と胃痛で私を受け入れたがらなかった、と。裏を返せば、教師陣には多少皇家の威光が通じる、ということだ。それに、いくらなんでも質問に来た生徒を邪険に扱わないだろう。

 方針が決まったあたりで、床下から異音が発せられた。ギシリともミシリとも、とにかく私を不安にする音だ。嫌な汗が流れる。ゆっくりとベッドの上を移動する。靴はベッドの端、自分がいる所の反対側にある。それを取りに、枕側へ移動。

ベキンッ! と心胆寒からしめる音がして、視界ががくんと一段下がった。ベッドの足が、床下に沈んだのだ。

 やばい、と思った。自分の体重が原因なのか? 太ったのか? というやばいを筆頭に、いろんなやばいが脳内を駆け巡った。その間も、ベッドの足は底なし沼にでも囚われたかのように、周りの床板を削り取りながら沈み続ける。ベッドは今や傾斜二十度になっていた。

 もはや一刻の猶予もない。私は新しい自分の部屋を早々に放棄することにした。脳内でシミュレーションを行う。ここからドアまで約二メートル。自分のいる場所は傾斜二十度のベッドの上。足元のベッドの材質は幸か不幸か安物のスプリングで、そこそこ固い。踏み込むのに支障はないだろう。問題は、ドアに向かって上に傾いている点だ。これではドアに向かって飛ぶことはできない。

 シミュレーションではこうだ。ドアまで飛ぶのを諦め、いったん真横に飛ぶ。この時点でベッドは完全に陥没、そのまま階下に沈む。同時に、部屋内に致命的な亀裂が生じる。ベッドの足二本を中心として、向かいにある本棚に向かって大きく横に走ることが予想された。その亀裂が着地した自分のところに走るまでに、もう一度、今度はドアに向かって飛ぶ。その際、本棚の自重と亀裂によって、床はぱっかり割れるだろうが、そのまま気にせずドアをすり抜ける。

 これだ。これで行こう。

 脳内シミュレーションは完璧。後は実行に移すのみだ。意を決して、私は一歩目を踏み込む。

 致命的な音がしたのは、その時だ。その後は機械仕掛けのからくり屋敷が決められた動作をするがごとく。

 床の片方が抜けて落ちた。がたんと音を立て階下に先端が着地する。傾斜四十五度の即席滑り台が完成した。

「お、おお、おっ!」

 踏み込もうとしていたところだったため完全に姿勢を崩した。踏ん張ることが出来ず、片足エビ反り状態でバランスを取ろうと腕をぶん回す。出来の悪いコントみたいだがやってる本人は結構真剣だ。

「はあっ?!」

 階下から、天井が崩落し上階の荷物が降ってきたのを目撃した様な男性の声がした。その最中も私の危機的状況は変わらず、より悪化の一途をたどる。床に対して百二十度くらい傾いたところで、耐え切れなくなった私はその場でぐるりと反転、階下を見下ろす形になった。

 真正面に諏訪明鷹の驚いた顔があった。こんな時でも、頭の片隅でいい気味だと思ってしまう私は矮小な存在だ。矮小な私は、自分の意志とは無関係に母なる大地に惹かれて落ちていく。重力と傾斜に逆らえず踏み出してしまった一歩は後戻りの利かない片道切符だ。その運動に引きずられて反対の足も前へ出る。傾斜を駆け下りるように勢いよく。

「う、そっ、でしょぉおおおおおおおおお!」

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