星空流星 〜ホシゾラリュウセイ〜
夜空を見るのが好きだ。星の輝きが幻想的というのもあるが、1番の理由は姓が星空、名が流星と姓名で星が一つずつ付いているからだと思っている。
「星空さん」
「プロデューサー、こんな所まで来てどうかしましたか?」
「特別何かがあった訳ではありませんが、夜風に当たりたくなったものですから」
和水プロダクションの屋上に吹く風は心地が良い。だから、その気持ちはわからなくもない。
「今日は特に良い空です。星がいつもより輝いています」
「星に関する学はありませんが、私にもわかります。今日の星空はとても素晴らしい輝きです。私も星空さんにはこの輝き以上の輝きを放てるようにこれからもお手伝いさせていただきます」
「これからもよろしく」
僕がそう言うと、1つの星が夜空に流れた。
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