ロボットの聴覚(機能)
そいや、アンドロイドは虫の音聞くことが出来るだろうかとぼんやり思ったんだった。虫の音は電話で聞こえないって話は周波数をカットしてしまうことに由来するが、帯域の効率化だったり、符号化に伴うあれこれだったりで、まぁ、意味を伝えるだけなら要らんよね、からきてる。
アンドロイド、ロボットが虫の音を聞くって事は虫の音に対応する周波数を取り、解析する機能が備わってるということ。集音器の性能も対応した物のはずだし、ローパス、ハイパスのフィルタもそうなってるはず(フィルタが無いという可能性もあるが)工業的には意図しない性能にはならない。
彼らが独自進化を遂げて『聞こえるようになる』可能性も勿論あるが、その為には価値を見いだす必要があるだろう。動物種によってもちろん可聴域は異なるだろうが、進化の結果だ。人とある為に生まれた彼らが『必要だ』と思う要因は何だろう? 低周波測定による天災の察知? 高周波測定による健康管理? であれば、『虫の音』域ではなく、該当する周波数のはず。
『個性』のための揺らぎの結果か、『創造主の気まぐれ』か。はたまた意味があったのか。
何にせよ……彼らの感覚世界は当たり前だが人とは違うのだろうと思ってみたりするわけである。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます