第6話 猫と・・・・・・

※今回は笑える心霊系です


 Mさんは猫を三匹飼っている。

 ある日、友人が遊びに来た時だ。飼い主であるMさん以外の人間が苦手で三匹とも蜘蛛の子散らすように逃げるのだが、今日は珍しく逃げる事はしなかった。いや、何故か部屋の隅っこに三匹一緒に集まり威嚇していた。

 異様な光景にMさんは突っ立ていたが友人は吹き出した。


「おっさんwww 涙目www」


 訳の分からない言葉に友人に説明を求めた。

 友人は霊感が強く所謂、霊が視える人だ。その友人が言うには「隅っこにおっさん霊が居て、猫を触ろうとしようとしてるんだが威嚇されて涙目になってんのw」との事。

 友人曰く無害な霊なようで触らしてやってもいいのにと言っていたが飼い主以外の人間苦手の猫達にとっては威嚇してでも嫌な事なんだろうとMさんは思った。

 

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