第327話 お爺様の家に相談を

 ダンジョンに行こうとお姉様とリーヴスラシルに、話した結果ダイトカイトお爺様に相談すると言う事になり。移動魔法で、玄関前に来ている。ノックしたところで、シルフィーお爺様が出てくれる。


「おやマリアちゃんに、ウィンちゃんいらっしゃい」

「「こんにちは」」

「いつ見ても可愛いね」

「「ありがとうございます」」

「ダイトカイトお爺様は、いますか?」

「ちょっと用事で出ているけど」

「直ぐに帰ってくるから中で待ってるといいよ」

「「お邪魔します」」

「そう言えばいつもマリアちゃんについているリーヴス君は、どこに?」

「裏庭で、狩りして遊んでくるて言ってました」

「中に入ったら簡単に食べれる物作って食べてて良いですか?」

「好きに使ってくれていいぞ」


 中に入りなぞのチャックから食材を出して簡単なパンケーキと唐揚げを作って、お姉様と一緒に楽しく食べる。勿論リーヴスラシルの分も作ってあるが、冷めるとあれなので、なぞのチャックにいれてそのままを維持しておく。それからお姉様とトランプしたり、オセロをしたりして遊んでいると玄関からお爺様の声が聴こえてくる。


「戻ったぞ」

「「おかえりなさい」」

「おやウィンちゃんに、マリアちゃんよく来たね」

「お爺様に、相談があってきたの!」

「近くに、ダンジョンとか無い?」

「幾つかあるが、部屋に入ってから話そうか」


 お爺様の後を追って、お姉様と一緒に話を聞きに行った。丁度その頃になって、狩からリーヴスラシルが戻ってくる。さっき作ったご飯を渡すと嬉しそうに食べている。お爺様にもホットケーキを焼いてあげて、紅茶と一緒にだして、話を再開した。


「二個のダンジョンがあって、魔付加の森、藤ノ宮の森と二個ある森があるのだが、森の中央にダンジョンに入る為の入り口がある」

「それで、入る為には、条件があるのだが……」

「条件?」

「そうじゃ」

「魔付加の森にあるダンジョンに入るには、この筒に、魔力を流して」

「筒を置く場所があって、そこに置くとダンジョンが開く仕組みと」

「次に、藤ノ宮の森は、藤の種を魔法で、台の上で植物として作り開くと言う仕組みじゃが、この時期種がないのでな行けるダンジョンが、魔付加の森だけなのだが良いか?」

「行けるダンジョンがあるだけましだよ」

「それなら今日は、一泊して明日の朝にでも行くと良いぞ」

「ありがとうお爺様」


 お爺様の家の近くにあるダンジョンで遊べる事が分かったので、楽しい気持ちになり。お姉様とリーヴスラシルとで狩について話し合い時間が過ぎて行った。夜は、お爺様達の手料理を食べ。お爺様達と一緒にお風呂に行って、背中を流してゆっくりと夜を過ごして明日の準備をするのだった。

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無邪気な少女の異世界冒険記 敷島楓 @sikisimakaede

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