第221話 絆と約束【出会いからの言い訳2】

 そう言えば昔妹から王子様にあったて誕生日の日に言ってたの思い出した!」


 「まさかカゼフ君の事だとは、思わなかったけど……」


 「なるほど、もしかすると私じゃなくて、妹と勘違いしてるかもよ?」


 「それはないとは否定できないけど、学園生活と冒険での思いは強くなった訳だから気持ちは、例え出会いが違っても変わらないかな?」


 「もし、妹に告白と言うか『縁』があったら、貴男は、拒否出来るかな?」


 「もし、最初に出会ったきっかけが、妹さんでも冒険で培ってきたり学んできた時間を考えればスノーちゃんが俺は好きだぜ」


 「それでも妹が何かのきっかけで、こちらに来る事があった時は、相談にのってあげてね?」


 「解ってるよ、その時は、相談でも何でものってあげるから大丈夫」


 「ならよし……」と私は、答えた。


 「お母様の妹さんて美人さんなんですか?」


 「私と双子みたいなものだから成長してれば私以上になっているはずかな?」


 「事情は、説明できないけど? 綺麗な生活しているのであれば許すのだけど? 昔から几帳面じゃないから心配かな?」


 「実家だけど血縁者じゃないと結婚できないとかのルールとかいろいろあって飛び出して、その後学校に通い冒険仲間を作り


 「そのパーティで今後の未来が決まると言うくらいの良いパーティーだったから……」とお母様から聞く。


 「お母様の妹さんとやり取りて今でもしてるのですか?」


 「顔は、見てないけど稀に相談に載られたりストーリとか聞かれた側なら解るかな?」


 「見る機会があったら僕からみたら叔母さんになるだね」


 「マリアもウィンも絶対に、妹の事を叔母さんなんて呼ばずに、名前で呼んであげて、それでも落ちついたらいたら教えてあげるからそれでいいかな? 娘達よ?」


 「解りました」


 「呼ぶ際は、気をつけます」と言って、お母様の妹さんのお話が終わるのだった。

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