第220話 絆と約束【出会いからの言い訳1】

 「そう言えばお母様前から気になっていたのですが……カゼフお兄様との出会いて冒険時代からなんですよね?」


 「違うわよマリア? 冒険者前の学園で出会ったのがきっかけよ?」


 「そうなんですか?」


 「たまにカゼフお兄様がお母様に話を振る時違和感があるのですが……」


 「カゼフ君?」


 「私達久々にあったけど、あまり昔と変わりないわよね?」


 「う~~ん、実は、学園生活始まる前に、一度会ってるだよね本当は……」


 「え、うそ?」


 「僕が五歳の時に、あるお屋敷にお祝いで父親が行った先で、スノーちゃんに会ってるはずなんだけど?」


 「どうも記憶が曖昧なんだよね……」


 「そのきっかけで、狐族が好きになったんだよね――」


 「そのきっかけでの後が声が小さくて聞こえないけど?」


 「お母様そこは、素直に触れないで流して下さい!」


 「カゼフお兄様そのまま続けて、話を……」


 「五歳の誕生日に、城の名前は憶えてないけど? 誕生日会の挨拶で、父親に色々な人と喋る事があって、少し空気を吸いに外に出かけたら? 夜空の尽きに照らされている少女がいたんだよね…… それで、外に出たのはいいのだけど? 道解らなくなっちゃって困ってたんです!」


 「その頃の俺は、こんななりじゃなくて、弱々しいガキだったんだよね…… そんな俺が、噴水近くを歩いていると一人の少女が後ろから声をかけてきて、帰りの道と打ち出の出来事とか街の様子とか旅の話とか聞いてかなり時間を楽しく過ごせたなと思ったんだよね……」


 「そして、その子の名前は、聞かなかったんだけど? 学園に行くとまさかその子と出会いがあるなんて、珍しいと自分では、思っちゃってついつい近づいてパーティーを組めるか聞いたら、笑顔で良いよと言われて、そこでテンションが上がって、今回二度目だねと言うと?」


 「私…貴男の名前を聞いた事もないし…知らない事とここの学園に転送魔法で着ているから色々と調べ物をした帰りに、「えっと?」誰だっけと行った事は、覚えてるけど?」


 「五歳の時に一度君の家でパーティー開かれていなかったと聞くと?」


 「カゼフ君あいつらの知合いだったて事!」


 「落ち着いて、お母様……」とウィンが宥める。


 「さっきも言ったが、何処の国の城か名前が浮かばないから何の肉か解らないかな? 頭に無いのと親父の付き合いでいぅたわけだからその手を返せ!」


 「いや、握られた手を触るとご利益があるて聞いた事があったからて色んな奴に触られて、一度学園で暴走した時に、私のせいでごめんなさいね」と泣かれてしまって、俺は、ゴミが入っただけて答えたんだよ入学式の時に……」


 「その時私聞いたよね?」


 「髪の色と何の祝いかと聞いてきてねて?」て言ったのが少女だったのだが、時間が無くて聞けないまま親父と家に戻ってしまってよ?


 「親父の知合いの女の子達が、一瞬にして親父に襲い掛かってしまって、助けにいくと同時に、親父の奴が、転生魔法を使ってここに戻って来たんだよね……」


 「家に戻ったら聞き忘れちゃって、学校に行って再会して出会ったら? スノーちゃんの頭の中から俺が消えてない事を伝えて二日連続で学校で出会ってた時に聞いたら知らないわよ貴男なんて? 何て言われて結構落ち込んだことなら覚えている」


 結局ずるずると時間あ流れて、私も頑張ったんだけどイメージがどうしても五歳の時は、中で踊りをしていたし、カゼフ君と会った記憶がないだよね、みたいな話をしたら固まっちゃって急いで保健室に運んだ時には、ショックだったみたいで、二日程学校休んでいた事が解るが、そこで最近知り合ったルームメイトの事一緒に、見まいに行った事くらいしか当時は、覚えていないかな?。


 そして、年月が過ぎて、何人かパーティーメンバが増えた頃には、そんな話題もなくなっていたはずなのに、何故今になってその話題が!」


 「僕からの質問ですけど? お母様て姉妹居たの?」


 「あ……一人時間違いの妹なら実家にいるけど?」


 「多分似てるよね双子に近い感じで?」


 「目の色と肌の色が違うけど? それ以外は、似てるはず!」


 「カゼフお兄様謎がとけました!」


 「お兄様が恋して、過去に告白があったかもしれない子が、お母様の妹さんと言う事が解りました!」


 「あの日月明かりで、瞳まで覚えてないけど……駄目だ思い出せない……」


 お母様は、お母様で、調べものしてくると言って一度ここの石畳みの上で少し休憩しようとなって休むことになる。

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