第136話 お爺ちゃんの家に長くお泊り【外で召喚魔法にてイベント⑦:宴会】

 あれから、色々と誤解なのか不明な事が、終――


 お母様とロリ―お婆ちゃんは、二人で、何かしらお話をしている。


 かなり興味ある話だが、僕は、今作っている料理で手一杯だったりする。


 マリアちゃんが作ったこのお菓子美味しいわね!


 今度お茶かい開くから、マリアちゃんも来なさいよといろんなお婆ちゃん達に声がかかる。


 料理に関しても、評価が高くて、料理教室もあるからおいでと言われ、お姉様は、勉強の良さに、小さい子を集めて、教室を借りて家庭教師をと言う話までもでる。


 基本騎士団をしているようにみえるが、実は、社会貢献活動もしているらしく、良い人材が見つかれば声をかけるらしいのだが、どうしても集まりが女性の為か、お爺ちゃん達にはその話がこなかったらしい――


 そして、今度の子供は、どちらも姉妹で、頭も良く器用と言う話が解り、これは、良い人材と判断したお婆ちゃん達が、そんな話をお母様に持っていくと、娘が貢献できるなら本人がいいと言った時間に、連れててあげてくださいと許可をだすくらいの話までになる。


 それにしても、皆お爺ちゃん達と違って、まだ若い顔に見える――


 一番お母様に近い顔をしている、ロリ―お婆ちゃんは、お爺ちゃんより実は、百年くらい年上らしいのだが、そんな感じを見せずに、凄い上品に振舞ってくれる。


 すると、ダイトカイトお爺ちゃんが、皆を紹介したいと言う。


 僕もお姉様もお婆ちゃんでいいならそれでと思っていたが、お母様からしたらきちんと聞いておいた方がいいと言うお話になる。


 そして、同窓会に出ているお父様にも緊急で、こっちにくるようにと通達が出された。


 何故ならば、全家族が揃うのだから父親であるユウトが欠席だと奥さんが、あまりにも小さく見えてしまうと本人から言われて、お父様も仕方なく抜ける羽目になったと念話が飛んでくる。


 お父様それは、可哀想にと僕とお姉様から優しい返事を返したりと言うエピソードまでもあったりする。


 お父様は、念話してから約三十分くらいで、お爺ちゃんの家に到着する。


 到着するなり、お姉様と僕達の頬にキスをして、抱っこする――お母様にも頬にキスをして、優しい声をかける。


 不思議だったのは、シルフィーお爺ちゃんには、簡単な挨拶をするも、母親には、簡単な挨拶をしてこっちに来る……


 「それじゃ~ 始める前に、紹介をしていくぞ」


 「まず儂は、フォルト家初代の当主ダイトカイト・フォルトじゃ、そして隣の嫁が、ロリ―キャメロン最高の儂の奥さんじゃ」


 「そして、二代目マイカルマンドの隣にいる女性が、メディーアヒスイと言う――息子のお嫁さんじゃ」


 「そして、私の息子三代目カルマジーンの隣にいる女性が、ローゼンブラッドと言う――息子のお嫁さん」


 「僕の可愛い四代目が、ルーシーソルト自慢の息子で、嫁のビーナロイズと言う――息子のお嫁さんです」


 僕は、お爺ちゃんにつっこみをいれる――


 そんな結婚式が始まるような、説明は、いいので、何代目の奥さんで言ってくれれば問題ないよと念話を飛ばす――


 何故かと言うとお姉様がお腹空いて、可愛くお腹からきゅ~と音がしてるので、紹介は、早めて欲しいと内心思うし、聞きたいなら自分でも聞けると思っている。


 そして、手短になる。


 「五代目の嫁:ヒメサワローブさん・六代目の嫁:グリーズロムさん・七代目の嫁:アウラカミリアさん・八代目の嫁:エーゼルハウトさん・九代目の嫁:ビラシュザアモンテさん・十代目の嫁:アリスグラムさん・十一代目の嫁:キュアリーソールさん・十二代目の嫁:ロゼットメアリーさん・十三代目の嫁:セフィーリアさん・十四代目の嫁:フェリーローズさん以上が仲の良い嫁達だな?」


 「十五代目の嫁:ヴァリアンテは、どうも人を見下す癖があり、他のメンバーより普通の貴族じゃったかな?」


 「何て言えばいいのかあれじゃが、見合いで結婚したのだが、正確にはちと問題があるが、暖かい目でみてやっておくれ――」


 「そして、儂のお気に入りの孫達の嫁さんは、ユウトウカシュ・フォルト十六代目の嫁である、儂の嫁と血縁だったと先ほど知った――」


 「スノーラビットさんじゃ、母親にして、娘有と言う様に、娘達が優秀じゃな!」


 「先程まで、召喚魔法退治に付き合って貰ったが、やはり良い腕をしている――」


 「娘達の紹介じゃな、金髪の美少女の子が、姉のウィンモカで、白銀の美少女の子が、妹のマリアンローズじゃ!?」


 「本当に、可愛い孫じゃよ!」


 ダイトカイトお爺ちゃん、そろそろ恥ずかしいから辞めて!


 そして、お姉様がお腹空いて倒れそうだから始めてよお爺ちゃん!


 僕は、一生懸命念話で、お爺ちゃんに話しかけるとやっと紹介が終わる――


 「そして、今宵は、楽しい晩餐会じゃ~」


 「多いいに、飲んで食べて、癒しを求めて、楽しんで贈れ――」


 『『乾杯!?』』


 一斉に、グラスが鳴る音が聞こえる――


 そして、宴会が始まるのだった。

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