第122話 お泊り休憩中の出来事…⑭
お母様の過去の話が少し聞けて嬉しかったとお姉様とお話しする。
今度知り合いと会う事があるらしいと言っていた。
その時に、娘達を紹介するのだとお姉様が生まれた時から決めていたらしい、あれから十年程会っていないが皆元気だと良いとお母様の笑顔が凄く子供らしく見えて、可愛い女の子みたいだった。
この事をお姉様とお話ししていると、お母様がこっちによって来る。
「今、私の噂話してなかった?」
『『してましたけど?』』
『『お母様凄いな過去はと言うお話ならお姉様と一緒にお話ししていましたが――』』
「そうよね、娘達は、まだ冒険して仲間と歩む大きな大切な物を手に入れると言う経験は、確かにないかもしれないけど?」
「これから大きくなって、学校に通い勉強し、そして、親友や友達が出来て、パーティーを組みながら戦いの知識を恵る事で新たな一歩が生まれるから――それまでは、頑張って力をつけるのがお勧めかしらね」
『『精進して頑張ります!』』
二人同時に、大きく返事をする。
僕とお姉様は、その後お母様の話をしていると?
お母様が独り言を言っている――
将来マリアがどれだけ化けるのが楽しみね、まさかこの歳で、ここまで強いとは想定外だったわねとブツブツいいながら将来を見据えている。
ウィンもマリアと言う妹が出来た事で、新たに力と技術と勉強にも力を入れる様になったのが一番の刺激になって良かったと心から思う。
二人の将来が楽しみねとお母様は、独り言を言いながら目を閉じて、口元は、とても良い笑顔をしているのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます