第102話 お爺ちゃんの家に長くお泊り【外で召喚魔法にてイベント②:中編1】

 そろそろ外に出たし、広い場所にて召喚を始めるとしようかのう……


 ダイトカイトお爺ちゃんは、僕にそう呟くと僕に知らないスキルを施していく――


 「それじゃ~」


 「『魔術書堕天使ルシファー召喚』」の開始じゃ!


 「マリアちゃん召喚を唱えて、お爺ちゃん達も準備にはいるから――」


 マリアは、『魔術書堕天使ルシファー召喚』を取り出呪文を唱えると不思議な事が起きる!


 結構な魔力も持ってかれてる。急いでポーションを飲み回復する。


 その間に、展開が凄く明るい、羽が丸くなっている周りにまかれている。


 そして――声が聞こえる。


 「私を呼びし者達よ汝なにをようして、我を起こす――理由次第では、天罰をくらわすぞ!」


 そして、まるまっていた羽から美しい男とか女か解らない声の顔が見える。


 僕は、召喚した事について、きちんと説明をいれる。


 「そういか、気味みたいなまだはかない少女が我を必要として、呼び出したのか――」


 「我を呼び出して、勝てぬ場合君ともう一人の横に居る少女を僕の私物になるけど?」


 「それは、了解なのかな?」


 喋り方が男であったり女性のようなしぐさだったりする。


 「僕は、マリアンローズと言う名前です――」「そして、隣にいるのは、姉のウィンモカです」


 「あなたを召喚し、僕の者になってもらいます。子供の戯言だと思って流してもよいです」


 「私は、君の言葉を受け入れよう、これより貴方達パーティー全員と相手だが、子供を相手にするのは、忍びないから大人たちが我に勝てたら、私をマリアの者になろう――」


 「その前に、マリアよ弓を使い我を打て、我は、汝の攻撃を一度だけ受けたら戦いの合図だ」


 僕は、ありったけの魔力を乗せて魔弾をルシファーにぶつける――


 「汝の心と言葉とこの痛みにより我は――私は――まいろうぞ!」


 そして、八枚の羽根が動く様に、ルシファーは、大空を羽ばたき攻撃耐性へと入るのだった。

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