泡 (打ち切り)
ああ
第1話 始まり
なにかを得るには、なにかを払わなければいけない。
そんな言葉をどこかで聞いたことがある。
しかし、私は、その言葉とは違った生き方をしている。
何も払わなくてよいのだ。
なんの労働も要さず、ただ毎月決まった額の現金が振り込まれてくる。
そんな夢のような生活が始まったのは、ほんの数か月前の事だった。
ギャンブルでもっていたすべての所持金を使い果たし、
家主から家を追い出され、
公園での生活を余儀なくされていたとき、
一人の男が近づいてきた。
「君はいい人かね?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます