呼吸しているへの応援コメント
記念日、忘れられると切ないですよねぇ。
例年誕生日を忘れられる自分は、毎年「お誕生日おめでとうございました」と言われ年々虚無になっていったことを思い出してしまいました。
自分は毎年相手のお祝いしているのに、なぜこの人は平気で忘れるのだろう。
さらにはこの『やってあげてるのに』って思う自分が嫌になる毎年の誕生日。
これを放棄することで楽になってしまった悲しい自分を鼻で笑いながら読んでしまいましたよ。
マキさんは彼の良い所にきちんと気づき、平坦ということは、当たり前ということは積み重ねてきたものがあるから成り立つものなのだときちんと知っているのですね。
そう在りたいと思いつつも、年を取り過ぎた自分には難しいかなぁ…。
でも今このお話に触れて感じている、優しい気持ちは大切にしたいなぁと思っております。
素敵なお話をありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
>自分は毎年相手のお祝いしているのに、なぜこの人は平気で忘れるのだろう。
めちゃくちゃわかります……!!
私は今や家庭内で、誕生日の存在しない、歳を取らない妖精として生きています。
このお話を書いたのは10年以上前なんですが、もう今はこういうのは書けないなぁと思います。恋愛ジャンルの私は枯れました笑
夫婦と言えど、互いの平穏を邪魔しない距離感と関係性って大事ですよね。
この二人らしく、楽に一緒に歩んでいける道を選べたらいいなと思います(*´-`)
編集済
呼吸しているへの応援コメント
夫婦間の思考の温度差。すれ違うそれぞれの想い。何気ない言葉に対する苛立ち。揺れる心。それでも必ず絡み合う二人のいたわり。まるで空気のような存在感。
日常の夫婦あるある的な話ですが、文章として掘り起こして書かれて読むと、ああそうだなぁ。夫婦とは、かくも有りたいと思いました。夫婦とはゆっくり時間をかけて、同じ目線でいたわりあって、生きていきたいですね。
2016作。これが陽澄すずめ さんの原点なんですね。素敵な作品をありがとうございます
作者からの返信
コメントありがとうございます!
若い頃って恋愛のゴールが結婚のような気がしてたんですが、全然違う性質のものだし、むしろ結婚がスタートみたいなところもありますよね。
別々に育った二人の人生が一本道になるのは、そう簡単なことではありません。
どこで互いに折り合うのか、それを見つけていくことが重要かもしれませんね。
本作、2011年に書いたものだったと思います。別のサイトで公開していたものを、カクヨムオープンに合わせて転載したものでした。
一次創作の処女作は……ちょっとお見せできるレベルではないので封印してますね笑
呼吸しているへの応援コメント
連載が終わったので、陽澄さま作品を己に解禁致しました!!
御作を読み終えて初めに思ったのが、「自作連載中に読まなくてよかった」です。お恥ずかしい話ですが。
だって、こんなの読んじゃったら……書く気が失せますw
至って普通の、夫婦の日常あるある。それをこんな、ドロドロしすぎない絶妙のさじ加減でリアルに描き出して、しかも美しく昇華してなんて終われるなんて。すごい、の一言であります。
>空気のようだ、と思う。
康介がいなくなったら私は、きっと息もできなくなる。
この部分とタイトルで、「くぅ〜ッ」ってなりました。(語彙)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
うわー身に余るほどの褒め言葉!
人生は見過ごしてしまいがちな心の揺れの連続ですね。
何の変哲もない日常みたいなのが、実は一番得意かもしれません。
最も重要な文を拾ってくださってありがとうございます! タイトルのことも(*´Д`*)
呼吸しているへの応援コメント
読み終えた時に、空を見上げて深呼吸してしまいました。あるあるですねというとチープになってしまいますが、私が日頃感じていること、旦那にわかってほしいこと、伝えたいことがそのまま書かれていて、臨場感が半端なかったです。この物語にかかれている女性が私かと錯覚したくらいです(笑)
不妊の件もそうですね。私は体験してはこなかったのですが、自分ばかり不安で落ち込んでいるのに、夫の方はそれほど深刻に思ってくれない。体調の心配はしてくれるけど、気持ちのケアはしてくれない。そういうところでも夫婦の亀裂が深まっていく…
でも、この物語にもあるように、ふとした瞬間、結婚式を二人で思い出したり、そういうことでまた元通りになったりするのもよくありますよね。
旦那も転職をし、引っ越しで子供ももちょっぴり不安定で旦那と衝突も多く…でも意外な所で昔みたいに仲良しになったりしている今、とても身につまされるお話でした(笑)
こういう、読んだあとに心がふわふわする感じが、読書の醍醐味ですよね!
本当に素敵な物語をありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
わざわざお越しいただき恐縮です……(><)
こういう、見過ごしてしまいがちな心の機微を書き留めることができるのが、小説ならではの良さかなと思っています。
男女の違いということもそうですが、別々の個体が一緒に暮らそうとするとどうしても齟齬の生じる部分ってありますよね。
どうしても噛み合わない部分が確かにある一方、仰る通り意外なところで救われることがあるのも事実かなと。
話のエッセンスを汲み取っていただけて嬉しいです(*´-`)
呼吸しているへの応援コメント
お問い合わせです。
「私はテーブルに頬杖をついて、無造作に切り崩されたケーキに目を落とした。その断面の、スポンジとスポンジの間に挟まれたイチゴが、苦しそうに潰れている。」
何食ったらこんな素晴らしい文章書けるんですか? 苺ですか? ホールケーキ丸ごと食えばいけますか? チーズケーキが好きなんですけどケーキの種類は関係ないでしょうか?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
文章をお褒めいただいて嬉しいです!
たぶん私の書き癖みたいな感じですね。心境を直接言わずに、別のものや五感に投影する。
同じチーズケーキを食べても、その時の心境で甘かったり酸っぱかったりするかもしれませんね。
素晴らしいレビューも、ありがとうございました!!
編集済
呼吸しているへの応援コメント
素敵な夫婦だなと思いました。(*´∀`*)
不満もきちんと伝えた方が良いし、旦那さんは記念日忘れちゃうけれど、奥さんのことをちゃんと思ってるんだなって感じました。
生理痛の重だるい痛みや錠剤が引っかかるところなんて、とってもリアルでした。
>本当はおいしいものなのに、なかなかそれに気づけない。
今でも幸せなんだってことに気づいたってことですよね。
自分以外の人がみんな人生上手くいってて楽しそうに見えたりするけど、私も悩みはあれども案外幸せなのかもと思えました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そう言っていただけて良かったです(*´-`)
いくら夫婦でも別の人間だから思い通りにいかないことも多いんですが、だからこそお互いの想いをきちんと共有することが大切だなと思います。
幸せの形は人それぞれですね。
どうしても他人と比べてしまう時もありますが、手元にある小さな幸せに気付けたらいいなと思います(●´ω`●)
ご評価もありがとうございました!
呼吸しているへの応援コメント
コメント失礼します。
夫婦の何気ない日常の物語なはずなのに、読み終わると自然と涙が出てくるのが不思議でたまらない。
日常のちょっとした出来事、心境の変化が壮大なドラマのように感じました。
毎日のちょっとした出来事をもっと大切にしようと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
涙が出ると言っていただけて、とても嬉しいです(*´-`)
日々何気なく過ごす日常は、平坦なように見えても実は大なり小なり凸凹があって、気の持ち様によってウキウキしたりガクンと落ちたりしますよね。
どんな平凡なことも、決して当たり前に存在する訳ではない。
自分なりの日常のペースを大事にしたいですね。
呼吸しているへの応援コメント
短編のすずめさん節きたー(゚∀゚)
こんなふうに丸のケーキを直接食べるなんてのも、二人じゃないとできないしさ←いい旦那さんです。そういう夫婦の生き方もありますよね。
これ、公式からピックアップされてやつだったんですね。公式のレビューありました、すごいです!そして、こんなに☆多いのまだ読んでなくて申し訳なかったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
できないことより、この二人だからこそできることに目を向ける。
日常のいろんなことに応用できるんじゃないかなと思います。
そう、まさかまさかの公式ピックアップでした!
いえいえ、いつも私の作品をいろいろ読んでくださって、すごく嬉しいです(*´꒳`*)
素敵なレビューもありがとうございました!!
呼吸しているへの応援コメント
ステキな旦那様じゃないですか〜♡と、読んでて幸せな気分になりました。
ごめんってちゃんと言ってくれる男性に、悪い人はいないような気がする…
子供まだか攻撃はキツイですよね💦できてもできなくても、夫婦でずっと仲良く過ごしていけるのが理想ですね(^^)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
康介は子供っぽいところもありますが、基本的に素直な人なんですよね。
「ごめん」という言葉、なかなか言えない人もいますもんね。
結婚はまだか、子供はまだか……呪いに近いですね。それが当然ではない場合だってあるのに。
個人であるお互いを尊重し合える夫婦であれば、素敵ですね(*´-`)
呼吸しているへの応援コメント
こんばんは。
リアルですね。なんだかびしばしと、思い当たります。
悪気なく地雷を踏む人。このお話の中の伯母さんだけでなく、康介もそうですが。居ますよね。
私も気を遣えない人間なので、いつの間にかそんなことをしていやしないかと、ビクビクもしています。
こちらが傷付いた場合も、そんなことで自分は傷付いてなんかいないと思い込もうとして。でもその割りに、ふと気付くとそのことを考えてるよねなんて、セルフツッコミしたりして。
あーもー!
ってなります。
けれども「ごめん」と言ってくれる康介は、まだ救いがありますね。
思い出と繋がって、笑えるマキ自身も。
どこかで足下を掬われないよう、ゆっくりゆっくり。最も気をつけることは、お互いを見失わないことですよ、なんて。
二人に余計なことを言いたくなりました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
私も割と後から「なんであんなこと言っちゃったんだろう……」とかって後悔するタイプです(つД`)ノ
そんなに気にするべきでもないようなことで、いつまでも夜眠れなくなっちゃったりして。
変に神経質なんですよね。つらい。
こうと決まった幸せの形なんてない。
二人で向き合って、同じケーキをつつけるのなら、きっと大丈夫ですね。
呼吸しているへの応援コメント
飯田さんのツイートから気になって読んでみると、なんといい話っ😭😭という一言では言い表せないぐっとくる短編…うるっと来ました…
そうかこのマキという女性は空腹でなかったことに気が付けていなかったんですね…ああ、すっごい刺さります…何気ない空気のような日常にこんなに幸せがあったこと、それさえ気が付くことが出来れば、どんな日でももしかすると素晴らしい1日なのかもしれませんね…
とても読めて良かったです…
作者からの返信
コメントありがとうございます!
幸せの基準や実感って人それぞれですし、それを当たり前だと思い込んでいるとなかなか気づけなかったりするんですよね。
ファーストバイトの一瞬より、長く平穏に続いていく満たされた日々の方が、本当は『幸せ』ということなのかもしれません。
「空気みたい」って悪い意味にも使いますが、誰かの空気であり続けることって難しいんですよね。
何かの気づきになったのであれば幸いです(●´ω`●) 読んでいただけて良かったです!