恋する花は、手折らないで
いなばー
【おしながき】
●一話 いい人ってだけじゃ、恋はできない
私、
でもだからって、
私も彼が、好きなのに――
●二話 お姫様は振り向かせる
私は
なのに
放課後、一人教室に居残っている内藤君に声をかける――
●三話 ホワイトデーだよ、お返しは?
今日はホワイトデー。
義理チョコのお返しが欲しいのに、男友だちは用意してないなどと言う。
ふざけんな!
●四話 出立前夜、幼馴染みが
東京の大学に進学することになって、明日が出発の日。
部屋でぼんやりしていると、扉を開け放って幼馴染みが入ってきた――
●五話 喫茶店に来る彼女
バイトをしている喫茶店に来る彼女。
大人っぽくて、高校生の僕なんてまるで相手にされない。
でも、僕はずっと彼女が気になっている――
●六話 孤高な彼は、絵を描いている
隣の席の
授業中も休憩時間も窓の外を眺め続けている。
ある日私は、彼が外の景色をノートに描いていると気付いた。
ちょっと話しかけてみよう――
●七話 おっとりさんとお話
俺が教室に入ると
彼女の席の横にある窓ガラスは俺が割ってしまっていた。
でも彼女は全然気にしていない――
●八話 下ネタ好きの女
将棋部の後輩たる俺はいつも勝負に負けては馬鹿にされていた。
でも今回は負けない。なぜなら槙奈先輩の――
●九話 後輩クンと休日出勤
仕様変更があったので、私は仕様書を直すために休日出勤した。
後輩の
事務所には二人きり。山辺の奴が声をかけてきた――
●十話 キューピッドのアフターフォロー
サッカー部のエースたる
仲を取り持ったのは私だ。
しかし先輩によると、二人の仲は危機的状況にあるらしい。
ここはひとつ私が――
●十一話 着物美人と幼馴染み
私はそんな彼にツンとした態度を取っているが、それも校門を出るまで。
だって二人は、生まれた時からお向かいさんの幼馴染みなのだから――
●十二話 お節介焼きどもが騒がしすぎる
私は
それを知った
私の親友たるマヤはマヤで――
●十三話 失恋したのが家族にバレた
振られるとは分かっていたけど、こんなにもつらい気持ちになるだなんて。
私は傷付いた心を抱えながらどうにか家に帰り着く。
早く一人になって泣いてしまいたいのに、お母さんが声をかけてきた――
●十四話 旋盤工女子と昔気質
私、
師匠たる
今日も容赦なく私の頭の上にゲンコツを落としてくる――
●十五話 お兄様が好きすぎる
私はお兄様が好き。性的な意味で。
でも、お兄様にはこの想いが届かない――
●十六話 居残っていると、雨が降りだし
私と
中里は傘に入れてくれと言ってくるが、私はイヤだと拒否する。
だって私はこいつのことが――
●十七話 明日から夏休み!
中学二年の夏休みがやってきた!
なのに友だちの
私は一緒に遊ぶつもりだったのに! そして素敵なイベントを期待してたのに!
●十八話 彼女は話が通じない
「神崎、俺と付き合ってくれ!」 そう言ったのに、神崎にはまるで通じない。
俺は交際がしたいんだ。
コンビニのシフトを交代してほしいわけじゃないんだ――
●十九話、二十話 妹さんは今日もイライラ
今朝もバカ兄貴を叩き起こす。だらしなくってロクでもない。
幼稚な幼馴染みが未だに小さい頃と同じ気分でいるのも困ったものだ。
今のあんたは爆弾みたいなボディを持ってるの! 兄貴に抱き付こうとするな!
さて、明日は兄貴と恋人限定スペシャルパフェを食べにいくのだが――
●二十一話 十四日間の夏季講習
中学三年の夏。夏季講習。
俺は毎日さりげなくを装って
彼女と仲よくなりたいけど、まだあいさつを交わす程度――
●二十二話、二十三話 三十才になったら
私は三十才の干物女。お盆休みを家でのんびりと過ごす。
中学高校の頃仲がよかった男子・
ずっと音信不通だった奴を探しに商店街へと出かける――
●二十四話 お盆休みに出社
お盆休みに社内システムを更新するのはいいよ?
でもさ、なんでクーラー止まってんの?
それでも三宅と加藤は作業を続ける――
●二十五話 夏休みの課題を三人で
明日から新学期。なのに友だちの
佐久間の部屋で俺が教えながら課題を進めていく。
全然女子らしくない部屋だと俺が言うと、乙女を隠しているのだと神保は言い――
●二十六話 新学期の彼は?
夏休みが明けて二学期が始まる。
友達のヨリリンは派手に大変身していた。彼氏ができたせいだという。
私が好きな大森ももしかしたら……?
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